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おはようからおやすみまでピカチュウを見つめる とあるピカチュウ好きのブログでお送りします 
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主人公:たま(女の子)

今回もいつも通り小説形式で企画を進めていきます。
ちなみに縛りは設けません。普通にプレイします。

*この記事はポケットモンスターサン・ムーンのネタバレが含まれています。
 まだ未プレイでネタバレ見たくない方は閲覧をお控えください。

過去のポケモンプレイ日記一覧:http://kon.3rin.net/Entry/281/


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ここはアローラ地方に存在するとある施設。
白が特徴的なこの施設内で、金髪の少女が大きなスポーツバッグを大事に抱えながら走っていた。
・・・否、何者かに追われていた。

何かに逃げる様に少女はエレベーターに乗り、上の階に目指した。
上の階に行くと、そこは大きなフロアに建物の中なのに自然溢れる場所があった。

少女はバッグを大事に抱えながら歩いていると、後ろから白い衣装を着た男二人に出くわした。
男二人が少女に向かって走ると、少女は彼等に逃げる様に走り出した。
少女は何とか外に出る様に走っていたが途中、目の前に別の白い衣装を着た男に通行を妨害された。
後ろで追いかけた一人の男がその状況に悪気のある顔をしながら少女の方にゆっくりと近づいた。

その時。少女が抱えているバッグから不思議な光が溢れ出した。
そして中から出てきたのは・・・・・・。




【アローラ地方のククイ博士から連絡です】

パソコンから生気を全く感じさせないアナウンスが聞こえた。
どうやらククイ博士からテレビ電話の通信が来たようだ。

ククイ『ちょっと待って・・・』

ククイ博士はそう言ってカメラの位置を調整した。
そして左手をカメラに向けて振った。

ククイ『やあ、こんにちは!アローラに引越しする日がいよいよ近づいてきたね!
    アローラは幾つかの島が集まってできている地方。
    それが理由なのか、珍しいポケモンばかりだぜ!
    そう、アローラにも"ポケットモンスター"、縮めて"ポケモン"が沢山いる!
    ポケモンは本当に不思議な生き物でね』

ククイ博士は手にしたモンスターボールを開放した。
モンスターボールの中からイワンコという犬みたいなポケモンが出てきた。

ククイ『草むらや洞窟、空、海・・・至る所に居て僕達はポケモンの力を借りたり助け合ったり、
    ポケモントレーナーとしてポケモンを戦わせたりするんだ!
    ・・・イワンコ、大事な話だからね。遊ぶのは待っててくれるかい?』

イワンコククイ博士の言葉に頷いて、その場から離れていった。

ククイ『さて、皆に紹介するから改めて君の事をきくぜ!』



・・・・・・・・・



ククイ『・・・オッケー!皆に伝えておくよ!』

ククイ博士の後ろにツツケラが飛びながら画面外から現れた。
そしてさっきのイワンコククイ博士の肩に乗ってきた。

ククイ『"タマ"・・・!うん!10万ボルトの様に痺れる名前だぜ。
    じゃ、君の到着を楽しみに待ってるぜ!!』

ククイ博士はそう言ってカメラ越しに手を振り、そして通信を切った。
それと同時に廊下からママの声が聞こえた。

ママ「タマ。そろそろ引越しの準備始めましょう」

ママの声に導くように、あたしは部屋に出た。

あたし達はもうすぐ住み慣れた地から離れ、アローラ地方に引っ越す。
やっぱ現地は熱いだろうなぁ・・・、と不満な気持ちになりながらも、
あたしは引っ越しの準備を進めるのであった。



それから3か月後・・・。

あたし達は予定通り、アローラ地方に引っ越して来た。
思い出というものは特に無かったけど、いざ慣れ浸しんだ街から離れるのは少し感慨深い。

そしてアローラ地方、思ったより結構暑い











暑くてやばいの。
クールビズという習慣を産ませた奴に強い殺意を覚える程に
暑さが苦手なあたしにとってはダイレクトなアタックだ。
流石南国。サウス・カントリーの脅威を改めて知った。
今からこの環境を慣らすと考えると凄く鬱になりそう。


そんな中、バルコニーに居るママは気持ちの良い表情で手を広げた。

ママ「ああ・・・・・・アローラで初めての太陽!なんて眩しく暖かいの!」
   よーし!ママ片づけるわよ!ニャース!タマ呼んできて」
ニャース「ぬにゃあ」

ニャース主人の言う事を聞き、あたしの部屋へと向かっていった。
あたしの部屋にあるベットには、あたしことタマが寝ていた。

ニャース「たにゃあ!」

ニャースが叫ぶと同時に頭の中からとても幼く高い声が聞こえた

[タマちー!おーきーろー!!]

うぐ・・・。流石うちのニャース。相変わらず目覚ましに持ってこいの声をしやがる・・・。


突然だが、あたしには少し他の人には無い特殊な能力を持っている。
テレパシー。それはポケモンの心を読む事が出来る能力。
一見、素敵で夢のような能力だと思うけど、その発動条件が深く関わりがあるポケモンにのみ発動出来る。
ポケモン・ラブ・ヒューマンなら別に問題ないと思うけど、あたしはポケモンには全く興味が無い。
あるとしてもキュートなポケモンのグッズを手にするのみだ。
ペットも考えていたけど、今はニャースで満足してるんだよねぇ。
なので、今仲が良いポケモンはニャースしか居ない。だから最早無駄な死に能力と化していた。
あ、でも毎朝起こしに来るから目覚まし不要と考えると少し便利・・・なのか?少なくてもあたしはそう思わない。


しかし、あたしはまだ寝て居たい。いや、出来るなら一生ココでぐうだらしてたい。
幸いこの部屋は涼しいからね。まるで天国。そしてその中にいるあたしは天使
・・・うん、とりあえず一眠りしよ。ママが来ても死んだふりだ。I,m Died DA☆

ニャース「にゃあ!!にゃああ!!」

[たーまたま助おーきなさーい!起きないと目玉を爪でほーじくーるぞー!!

ああもう声が高い!睡眠妨害だ!訴えてやる!次会う時は法廷だ!
つかなんてエグい事考えてやがる。あたし達の教育はどこで間違ってしまったのか。

しょうがない。起きてママのところに向かうか・・・。
リビングに向かうと、ちょうどママがバルコニーからリビングに入って来た。

ママ「ぐっすり寝てたわね。もう元気になったでしょ!」

お陰様でココに来るまでの疲れはすっかり取れたかな。

ママ「ねぇ、タマ。アローラのポケモン楽しみ?」
たま「え?ちっとも」
ママ「もう・・・ポケモン興味無しっ子は相変わらずね・・・。
   でも、そんなあたなでも絶対ときめくわよ!
   リゾートとしても有名なアローラ地方!
   暮らしているポケモン達も皆ご機嫌に決まってるわよ!」

ママめっちゃハイテンションだな。
ママはポケモン大好き人間だからこうなるのも仕方ないが。


ママと会話をしていると、家のチャイムが鳴り響いた。
誰か来たようだ。

ママ「きっとククイ博士だわ。マタ、ちょっと出て」

面倒くさいなぁ。
でもココまでの手続きは全てママがやった訳だし、あたしが出てやるかー。

あたしん家に訪れたのはママが言ってた通り、ククイ博士だった。

ククイ「はじめまして、タマ。
    改めて自己紹介を!僕がククイです!よろしく!
    アローラ地方への長旅お疲れ様!時差ボケは大丈夫かい?
    アローラとカントーは遠く離れているからね。
    こっちは昼で驚いただろ?」
ママ「ククイ博士!昨日到着しましたわ」
ククイ「ああ、お母さん!改めまして!ククイと申します。ようこそ、アローラへ!」
ママ「カントー地方で見たジムリーダーとのポケモン勝負!
   今でも思い出せます
   あれでアローラのポケモン好きになっちゃって来ちゃいました」

ママがアローラ地方に引っ越した大きな理由はコレだ。
確かあの時戦ってたのはイワンコというポケモンだったな。
あれは確かに可愛かったけど、肝心の勝敗の方は・・・

ククイ「いやぁ!ポケモンの技を研究する為とは言え、
    ジムリーダー達にいい様にやられましたけどね!」

まぁ、うちの地方のジムリーダーは本当に強いからなぁ。
特にトキワジムの難関さは尋常じゃないと聞いた事がある。

ククイ「さて、タマ。隣町に行こうぜ!そこで島キングからポケモンを貰うんだ!!」

え?今から外出るの?と文句を言おうとしたが、少し気になるワードがあったので質問してみた。

たま「し、島キング・・・?」
ククイ「ああ!島キングはね、ポケモンを戦わせたら敵なしのポケモントレーナーさ!
    リリィタウンでは冒険する子供の為に島キングがポケモンをくれるんだ」

成程ねぇ。しかし、ポケモンかぁ・・・。
あたし、ポケモンに興味なんて無いからなぁ。
恐らく貰ったとしても一か月もしたら、ママのポケモンになってる可能性が十分にあり得る。
というか、今さり気なくadventureという不穏なワードが聞こえたような気がしたけど、きっと空耳だろう。

ママ「まあ!ポケモンをくださるの?島キングって凄いのね!
   ほら!タマ、準備をしなくっちゃ!
   あなたの部屋のダンボールに帽子とバッグが入ってる筈よ。
   あと机の上に探検の心得置いてなかった?」
ククイ「おっ!どんな帽子か僕も楽しみだぜ!」

あー、引越し前に買ったあの帽子とバッグか。
買った当初は結構気に入ってたけど、いざこの暑いアローラ地方であの帽子を被るのは少し抵抗があるね。
ただ、買っておいて使わないって言うのは流石に勿体ない。
あたしは早速自分の部屋に戻り、帽子を被り、バッグを持って再びリビングに戻った。

ママ「準備ばっちりね!いってらっしゃい!
   ポケモンが来る前にママ、ばっちり片づけておくから!」
ククイ「おっ!いい帽子だね。」
ニャース「にゃあ!」[ともだち ともだち たあああああああ!!]

お前はどこぞの大魔王か。
ま、ニャースのアローラ地方での最初の友達が出来ると考えればポケモンを貰うのは別に悪くないね。
そんな訳であたしとククイ博士は外に・・・ああ・・・暑い・・・。

ククイ「お母さん・・・君がポケモンを貰うのが楽しみなんだね!
    よーし、行こうぜ!リリィタウン!
    島キングからご機嫌なポケモンを貰うんだ!」

リリィタウンってめっちゃ可愛い村の名前だな。
リリィタウンを命名した奴はきっとリリィという女子が好きすぎて、
うっかり村の名前に付けちゃったんだろう。
もしかしたらポケモンのニックネームという可能性もあるな。命名した奴がケモナーとなら十分ありえる。
いや、実はリリィは男だったという可能性も否定出来んな。

そんなくだらない妄想をした所であたし達は1番道路という所の近くに着いた。


ククイ「さてと!ポケットモンスターの楽園、アローラ地方にようこそ!
    アローラでも人はポケモンと力を合わせ暮らしている。
    なにより・・・ポケモンが居ればどこにだって行ける!
    その為にも早く島キングに会おうよ!!
    さあ!リリィタウンはこっちからが近いぜ!」

ククイ博士もテンション高いなー。
あたしは暑さでろーてんしょんなのにね。


1番道路をひたすら歩いてみたけど、流石南の島。景色がすっごく綺麗。
思わずカメラを構えてしまうぐらい景色が良いし、空も凄く真っ青だ。
ただ・・・まぁ雑誌で見た通りって感じかな・・・。

ククイ「タマ!アローラはどうだい?」
たま「さぁ・・・」
ククイ「まあね!誰だって初めての土地は戸惑うさ」

確かに今暑さで戸惑ってる。
知恵袋先生は確か今のカントーの都会の方が暑いって言ってたけど、
あたしからしてみればどっちもどっちなんだよなぁ。

ククイ博士とそんな話をしていたら、一人の男の子がククイ博士に近づいてきた。

ククイ「ほら!アローラのポケモントレーナーが来たぜ!」
男の子「博士ー!今度おすすめの技、教えてよ」
ククイ「ホントは決めてるんだろ?
    君の自慢のポケモンが新しい技を覚えたら、また勝負しようぜ!」

はぁ~。ククイ博士って結構フレンドリーな人なんだね。
カントーに居るオーキド博士も優しそうな人だけど、
タマムシ大学携帯獣学部名誉教授やらポケモン研究の第一人者やらで
あたし達とは雲のような存在の人だから、あまり近寄り難いってイメージなんだよねぇ。


ひたすらリリィタウンまでの道を進んでいると、
今度は草むらに居る女の子とピカチュウに遭遇した。
うん、やっぱ実物のピカチュウは可愛いな。写真では味わえないキュートさがある。

先ほど『ペットも考えていた』と言ってたけど、
そのペットにしたいポケモンというのは無論ピカチュウだ。
あの愛くるしい姿、触りたいお腹、ギュっとしたい小さな手、そして可愛らしい尻尾。
ニャースも良いけど、やはりペットといえばピカチュウだと、あたしは思う。

???「そうでしょ?是非旅の仲間にして、どうぞ」(迫真)

ん?今なんか声が聞こえたような・・・気のせいか。

ククイ「ほら!ポケモンと一緒なら草むらに入って野生のポケモンも捕まえられるぜ!
    そしてトレーナーは愛しいポケモンを戦わせもするんだ!」

・・・いや、愛しいなら戦わせなくても良いと思うんだけど?
それは単純にトレーナーが戦闘狂なだけなんでは・・・。

男の子「おっと!引っ越して来た奴、今度ポケモン勝負しような!」

やっべ・・・目を付けられた。
きっとこの後「目が合ったらポケモンバトルする合図だ」とか言ってバトル申し込まれそうだ。
なんて面倒くさい。というかバトル自体全く興味ナッシングだし。もうこの近辺は歩けないな。うん。
てかあたしの事知ってたのか。
いや、それなりに小さい島だし、あたし達が引っ越してくるという話も広がりやすそうだよね。
てか3か月前のククイ博士の連絡で「皆に伝えておく」って言ってたしな。

ククイ「ポケモンがいてくれるからこそのコミュニケーションだよ!
    さぁ、リリィタウンは目の前だぜ!」

そしてあっという間にリリィタウンに辿り着いたのであった。



ククイ「来たぜ!着いたぜ!!リリィタウン!!
    メレメレ島の守り神であるポケモン・・・カプ・コケコを祭っているんだ!」

カブ・コレ・・・?え?今なんつった?
何か言いづらい名詞が聞こえたんだけど、呪文か何かかな?

ククイ「あれ?おかしいな・・・。皆ココで待ち合わせなのに。
    もしかしたら街の奥・・・マハロ山道にいるのかも。
    守り神カプ・コケコの遺跡があるからね。
    タマ!島キングを探してくれないか?
    僕は行き違いにならないよう、この辺りを探すからさ!
    島キングはね、見るからに島キング!って感じだからね!」

いや、それだけじゃ分からないと思うんですが、それは。
つか、さっきの謎の名詞はカプ・コケコと言ってたのか。変な名だな。


あたしはその島キングという人を探しにリリィタウンを探索した。
すると街の奥にあるマハロ山道に行く道の前に、金髪の女の子がスポーツバッグを抑えながら立っていた。
てか、こんな南国で変哲も無い田舎町に白肌の金髪少女を拝められるとは・・・。
きっとあたしと同じで外国の人だろう。もしかしたらカロス地方の人かも?

金髪少女「遺跡に何があるというのです?」

金髪の少女は明らかにバッグに話しかけながら奥へと向かっていった。
ん?あのバッグ、さっきから揺れてるな。何かポケモンでも入ってるのかね?
少し気になるし、ちょっくら行ってくるか。



マハロ山道を登っていくと、先ほどの金髪少女が上へと登って行った。
その時、再びバッグが激しく揺れ始めた。

金髪少女「バッグから出ないで・・・。誰かに見られたら困ります」

・・・やっぱ何か入ってるパターンだな。テレパシーを使ってみるか・・・?

・・・・・・。

・・・うん、聞こえんな。バッグの中の正体と深く関わらないと駄目だな。
これは使えそうだなと思ってたあたしが馬鹿だった。やはり無駄な死に能力か・・・。
とりあえず金髪少女の後を追っておくか。



一方、金髪の少女は一足先に橋の所まで向かっていた。
その時、バッグの中から一匹のポケモンが飛び出した。
少女が慌てている一方でそのポケモンは笑顔で空中を浮いていた。

だが、そのポケモンの笑顔は一瞬で驚愕の表情へと変化した。
ポケモンの目の前にはオニスズメ3匹がこちらに飛んで向かって来たのだ。
ポケモンは怯えた表情で身構えた。


うわぁ。何か面倒な場面に出くわした感が半端無い。
アローラ地方に来て早々、弱肉強食の世界を見る事になるとは・・・。
あまり関わりたく無いけど、金髪少女がめっちゃ困ってるしなぁ。
とりあえず話しかけるか・・・。

あたしが金髪少女に近づくと、あたしの気配に気づいたのか、あたしが居る方に振り向いた。
わーぉ・・・。完全に外国の子やん・・・。しかもめっちゃくちゃ可愛い。
失礼だけど困り顔が似合う程可愛い。こう思ってしまうのは最早仕方ない。あたしは無罪だ。

あー、ヤバいヤバい。あたしの中に潜むユリ・ソウルが疼くぞぉ・・・。

金髪少女「・・・」
タマ「えーと・・・き、君は・・・?」

ヤベー、可愛すぎてうっかり質問を間違えたわー。
でも可愛いからね。これは仕方ない。あたしはNo guiltyだ。

金髪少女「私の事より・・・あの子を・・・!
     ほしぐもちゃんを!」

そう言って金髪少女は後ろの橋を見た。
ほしぐもちゃんと呼ばれたポケモンは今にもオニスズメに襲われそうだ。

ほしぐもちゃん「ピュ・・・・・・」

ほしぐもちゃんは泣きそうな顔をして、あたし達の方に向けて助けを呼ぶかのような声を出した。

金髪少女「・・・オニスズメさんに襲われ・・・でも・・・私、怖くて・・・足が竦んじゃって・・・。
     ほしぐもちゃん・・・をどうかお願いします!」

どうかお願いしますっつってもなー。あたし、まだポケモン持ってないし・・・。
ていうか怪我とかしたくないし、面倒事なんてもってのほかだし・・・。トンズラしたいなぁ・・・。

ふと、あたしはほしぐもちゃんを見た。

・・・・・・。

うっ。めっちゃ心にくる表情をしやがる・・・。あたしの心を突き動かすような表情をしていやがる。
これアレじゃん・・・。無視したら罪悪感でいっぱいいっぱいになるパターンじゃん・・・。

ふいに今度は金髪少女の方を見た。

金髪少女「・・・・・・」(オロオロ)

うぐっ!!金髪少女あのポケモン以上にあたしの心にグっと来るような、泣きそうな顔をしてやがる!
これは駄目だ!彼女があたしの心をめがけて10万の矢を突き刺さってくる!てか肉片になるぅ!!
ココまで追い詰められたのは生まれて初めてだ・・・。やるじゃん・・・金髪少女・・・ほしぐもちゃん・・・。

あたしは恐らく今までにない勇気を出して、ほしぐもちゃんの所に向かった。
これはもう仕方ない。可愛い金髪少女に助けを求められ、
ほしぐもちゃんにもあんな涙目で助けを求められちゃったら、最早動くしか無い。
面倒くさい事には変わりないが、彼女達の必死のSOSを見捨てる程あたしは非情じゃない。
あたしの心情をココまで操るとは・・・。流石アローラだ・・・。カントーは非常に生温い環境だったんだ・・・。


あまり取り付けが良くない橋を少しずつ進み、ほしぐもちゃんを守るように庇った。
ぬお!オニスズメの容赦ない攻撃があたしを突いてくる!痛いから!それマジ痛いから!
君達、後で覚えてろよ!この後ポケモン貰って再び出会ったらリアルモンハンしてやるわ!
人間様がこの世の頂点って事を、本物の弱肉強食たるものを教えてやる!
覚悟しとけ!!今日の夕飯は君達だ!!

文句を言いつつほしぐもちゃんを庇っていた・・・その時だった。
突然ほしぐもちゃんが輝き、何かのエネルギーみたいなものを放出しだした。

・・・!?今、何が起き・・・って、うわっ!!

何が起きたのか模索する暇も無く、先ほどのほしぐもちゃんから放出したエネルギーの衝撃で橋が崩れた。
あ、あああああああああああああああ!!
おち、おちいいいいいいいいいいいいいあいいいいいいいいいいいいい!!!!













\グサァ!/  









































[アブネェ!!]

一瞬洒落にならないゲームオーバーの文字が浮かび上がったその時、頭の中から声が聞こえた。
瞬間、フワッとした感覚がした。
目を開けてみると、あたしはほしぐもちゃんを持ったまま浮いていた。
みるみるうちに上昇していき、最終的には金髪少女のところまで戻っていった。

声の主を見ると、まるでインディアンみたいなポケモンがあたし達をじっと見ていた。
そして、そのポケモンは何も言わず、そっとこの場から去っていった。

いやいや・・・。この数秒間色々と起き過ぎだ。というか何が起きたのか全然覚えてない。
一瞬の衝撃な経験を全く覚えてないと言う人をたまにテレビとか見るけど、まさにこういう感じなのかな。
というか、何であのポケモンの声が聞こえたのか・・・。
でも、あれはあたしの能力が発動したというより・・・向こうからテレパシーを送られたという感じが・・・。

ほしぐもちゃん「ピュイ・・・!」
金髪少女「よかった・・・です・・・。
     あなた・・・また力を使おうとして・・・
     あの後動けなくなったでしょ・・・。あんな姿見たくないのです。
     ・・・ううん、ごめんなさい・・・。あの時あなたは私を助けてくれた・・・。
     なのにあなたを守れなくて・・・」

・・・な、何かめっちゃドラマみたいな展開になってきてる・・・。
さっきのやつ、過去にも使われてたのか。
という事は、あの力でこの金髪少女とあたしを助けてくれたって事になるか・・・。
ほしぐもちゃん、やるじゃん。だが、出来れば力の限度も考えて欲しかった。切実な願いだった。

金髪少女が自分の不甲斐なさを嘆いていると、
ほしぐもちゃんは何かを見たのか、ふわふわと何処かに進んだ。

ほしぐもちゃん「ピュウ!」
金髪少女「どう・・・したのですか!?」

よく見るとほしぐもちゃんの下にキラキラと輝いてる何かが落ちていた。

ほしぐもちゃん「ピュピュウ!!」
金髪少女「光り輝く石・・・。なんだか暖かい感じです。
     ・・・あ!申し訳ありません・・・。
     危ないところを助けて下さり心より感謝しております」
たま「はぁ・・・。ところで君は・・・?」
金髪少女「これ・・・あなたの石ですよね。」

そう言って、金髪少女は先ほどの光り輝く石を貰った。
あれ?普通に石を貰っちゃったけど、何か会話のキャッチボールが出来てないような気が・・・?
あ、あれかな?まだ金髪少女は動揺しているのかな?そうだよね?
ていうか、その石あたしのじゃないし・・・。

金髪少女「この子の事・・・誰にも言わないで・・・ください。
     秘密で・・・秘密でお願いします」

そう言って金髪少女ほしぐもちゃんにバッグに中に入るように促した。
ほしぐもちゃんは素直にバッグの中に入っていった。
なんだなんだ?そのほしぐもちゃんはそんなに誰かに見られてはいけないモノなのか?

なんつーか・・・めちゃくちゃ不思議な子だ。
弱気金髪不思議少女。たった数分でこの属性の多さを露出するか。
良いね、中々の好みだ。ご飯3杯はいけるだろう。

金髪少女がココから去ろうとしたが、途中足を止めると、あたしの方に向いた。

金髪少女「あのう・・・この子・・・もしかしたらまた襲われるかもしれません。
     身勝手で申し訳ありませんが広場までご一緒してください」

マジか。
まぁ、あの力結構目立つし、また襲われてあの力を使われたら金髪少女完全に困るだろうしね。
あたしは二つ返事で頷き、一緒にリリィタウンに帰った。
結局島キングは見つからなかったな。

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