ご部沙汰してます。
たまには日常の事を書こうと思ったら、気付いたら大半が会社に対しての文句ばかり書いてた、にちはです。
まぁ、短くても来年を目途に今の職場（町工場の勤務）を本気で辞めようと考えてるから
別に文句を垂れ流しても良いんだけどね。

ただ何十人単位の人が見てくれてるこのブログでしょうもない個人の愚痴を
ひたすら垂れ流してもアレなので、愚痴に関しては一部除いて割愛するとして･･･
私が働いてる会社について説明する必要があるかなと思い、今回記事に書く事にしました。


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[4回]

私が勤務している町工場はいわゆる「何でも屋」と称しています。
車の部品、部品を作る機械等々の色んな部品加工を受け持っています。
勿論、何でも屋と称しているので、例え短期納品や急な仕事でも迅速に対応するのも、
うちの会社のモットーであります。

そんな会社で私は「穴あけ加工」という仕事を受け持っています。
「穴あけ加工」は文字通り品物の特定の位置に穴を開ける作業の事を言います。
そして「穴あけ加工」は金属加工における基本が全て詰まった作業でもある事から、
普通は右も左も分からない全くの初心者が最初に触れるものだと思ってます。

最初に入った時は私は「フライス」という機械でやってましたが、
フライスの事をあまり理解出来なかった為、「穴あけ加工」に移ることになりました。
これに関しては学校側も工業学校と言われてるくせに、基本中の基本しかやらなかった事もあるけど、
出来なかった事実がある以上、言い訳にしかならないんですよね･･･。
そこで私は同じ「穴あけ加工」を当時6年間やってた、外人の先輩と一緒にやる事になりました。

その外人さんは日本語で喋れるし、文字も流石に漢字は出来なくても平仮名・カタ仮名を書けるぐらい、
世界からみたら難関な言語を普通に使いこなしていました。
そんな先輩には当初からずっとある不満事を抱えていました。

それは「何も教えてくれない」という事でした。
この作業ををやってねと言っただけで他は何も教えてくれない。
聞いても、それを見た社長（現会長）が一人で考えろと文句を言う。
それを未熟だった時から言われていたそうで。
「全く分からないから教えて欲しいのに一人で考えろとか頭おかしい。お前もそうだったんじゃないか？」
そう先輩は文句言っていました。

そう言われると確かに私もそうでした。
フライスでやってた時も社長（現会長）にそう言われた事がありました。
フライスをやってた先輩も「今忙しいから自分で考えて」とも言われてました。

今考えると本当に頭逝かれてる。
研修期間を1秒すら与えずにいきなり仕事を渡して、会社のサイクルも道具の場所をまだ理解出来てない、
左も右も分からないヒヨっ子に「全てやり通せ」と言ってるようなもんです。
そんな状態でフライスなんてとても上達出来ない･･･。今の私ならこう断言しますね。


そして更に先輩は社長（現会長）に対しても不満事がありました。
それは差別を受けているという結構重い問題を抱えていました。
･･･別に社長（現会長）が人種差別をしてる訳ではないです。
しかし、他の人との待遇が圧倒的に違う事に不満を抱えていました。

例えば資格。私と後輩はちゃんとある資格を取得する為の金と手続きを会社が出してくれるのに対し、先輩は自腹。勿論手続きも自分でやる。
さらに運転免許。こちらも私と後輩も金を会社が負担してくれるのに対し、先輩は自腹。
さらに外人なので、私と先輩とは場所も手順も違うし、勿論お金も私の時より結構かかる。
住んでるところから教習所まで結構時間がかかるから有休をとらないとやっていけない。
それなのに社長（現会長）は何も一言も無し。よりによって「あまり休むなよ」と言われる始末。
極めつけは外人だから何でもやってくれるだろと思っている、と。

さて、これを差別だと思うのはアナタ次第。私？普通に差別だと思ってます。


･･･そんな不満事を抱えた先輩は私にたくさんの事を教えてくれました。
穴あけの事は勿論、社会における先輩達の扱い方、道具の事･･･本当に色んな事を教えてくれました。
「お前は言う事を聞いてくれるとても良い子だし、そんなお前に俺の二の舞を味わいたくない」
ニュアンスは違くてもそんな感じの事を言ってくれた時、私はこの人に一生付いていこう。そう思いました。


そして去年。穴あけ加工も完全に慣れた時の事。
私はある事に気が付いてしまいました。


この会社における「穴あけ担当」の扱い、酷くね？

奴隷か何かかな？


･･･このブログではよく「本職のが多忙」だの「修羅場」だと書かれてますが、
今、奴隷状態に近い感じになってきています。

特に工場長が受け持つ仕事が本当に洒落にならないぐらい酷い。
「こんなん、先輩と俺以外の穴あけ担当の奴にやらせたら長くても1年は辞めるぞ」
というレベルの物量と濃い内容で仕事を渡してくれやがりますからね。
というか、今年入社した穴あけ加工の経験がある新人が2週間で辞めてしまったんですよね。
理由は不明ですが、この状況をよく知る自分にとっては、
早急に辞めるのも思わず納得してしまうぐらい、この会社の穴あけ加工は今、過酷なんです。

今は先輩と二手に分かれての作業をやってますから何とか？なってますが、
その先輩が先ほどの事や他の会社に対する不満の爆発と、夢でもあった飲食関係の事業を起こす為、
今年中に辞めると去年頃から言ってきたのでさぁ大変。

今の状況ですら大変だって言うのに、その倍以上の仕事を強いられると考えただけで辞めたくなりますよ～会社ぁ。
鬱になるあまり思わずアマゾンで太い紐をポチってしまいそうです。
いや、これは軽い冗談です。まだ死にたくないし。


そんな物量が半端じゃない仕事を何年かやらせようとしているのにも関わらず、一向に給料が上がらない。
正直、時給1500円ならまぁ少しは納得出来るのですが、時給1100円でこの仕事量はあまりにも少なすぎる。
一応ゴネる事を前向きに検討に入れてますが、それでもあのアホ会長が現場に立つ限り、
全くもって給料が上がる見込みって無いんですよねぇ･･･。

なので、今年から来年にかけてはフライスの機械を一から勉強をして、
ある程度モノに出来たら今務めてる工場をさっさと辞めて、別の工場に勤務したいと考えてます。
その方がまだ給料が上がる見込みがあるので。


･･･本当は先輩の事業に参加したいんですけどね･･･。
将来的に考えると少し不安な点があるから、繁盛出来るよう、精一杯お手伝いする事しか出来ないんですよね･･･

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さて、思った以上に長丁場になりましたが、コレが今務めてる会社を辞める大体の理由となります。
他にも色んな文句がありますが、さっきも言った通り、
愚痴しかない文章をこのブログの常連さんにただ見せてもアレなので割愛させて頂きました。


恐らく･･･ではなく確実にこれからも忙しくなるでしょう。

たが、一つだけ言うとすれば、
忙しくなろうが、このブログを閉鎖する事は絶対に有り得ないという事です。

興味本位で始めたブログを設立して9年。もうじき10年経とうとしています。
その間、このブログ更新は一つの趣味として扱うようになりました。

正直、もう潮時なんて数年前からずっと思ってます。
ただ、これだけ長く続いたこの趣味はこれからも続けていきたい。
このブログが閉鎖状態になった時、それは自分が死んだ時だと。本気でそう思っています。


そんな訳で、忙しくなろうとも、会社を辞めろうとも、
これからもこのブログは続けていきますので、これからもよろしくお願いします！