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おはようからおやすみまでピカチュウを見つめる とあるピカチュウ好きのブログでお送りします 
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主人公:ピカピ(ピカチュウ)
相棒:お嬢(ツタージャ♀)

・この日誌はひたすらギャグ要素に突っ走ってますので、ネタだらけのポケダン日誌は嫌だと思う方は閲覧しない事を勧めます
 当然ですがネタバレも含まれますので、未プレイの方は要注意

・現在の縛りは以下の通り
○冒険中(ボス戦,単独行動以外)は主人公は戦闘しない事 全て仲間に任せる
○電気技禁止

(2017年5月5日:加筆、修正)




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8話:私のパートナーがこんなにイケメンなわけがない





そんな訳でこの階からドッコラー達も参戦。
なのだが、なんと二匹ともLv12。
対して私達のLvは9。
少なくてもあの雑魚とタイマン張っても勝てたじゃないですかね・・・?相手悪タイプ付いてるし。

そんな彼達の戦いっぷりを見てみましょうかね。
なお、私は通常営業に戻る模様。

・クルミルの いとをはく!ドッコラーは鈍足になった!
・クルミルの いとをはく!ピカピには決まらなかった!
ドッコラーは普通の速さになった!
・クルミルの いとをはく!ドッコラーは鈍足になった!
お嬢の つるのムチ!効果はいまひとつのようだ クルミルに11ダメージ。
・クルミルの たいあたり!ドッコラーに3ダメージ。
お嬢の つるのムチ!効果はいまひとつのようだ クルミルに11ダメージ。
ドッコラーの けたぐり!悪い状態なので こんじょう で攻撃アップ!
 効果はいまひとつのようだ。クルミルに34ダメージ。クルミルは倒れた。

強い(確信)
効果いまひとつでそのダメージ量。
君達、やっぱズルッグレベルの奴とタイマンで勝てるんじゃ・・・。


おっと、いつの間にか部屋にウパーが乱入!ドッコラー!君にきめた!
それではココで7階フロアでのドッコラー達のご活躍をご覧下さい。

ドッコラーの はたく!急所に当たった!ウパーに39ダメージ。ウパーは倒れた。

・クルミルの いとをはく!ピカピは鈍足になった!
ドッコラーの けたぐり!効果はいまひとつのようだ。クルミルに21ダメージ。
・クルミルの たいあたり!ドッコラーに2ダメージ
ドッコラーの はたく!クルミルに29ダメージ。クルミルは倒れた。

・クルミルの いとをはく!ピカピには決まらなかった!
・クルミルの たいあたり!ドッコラーに2ダメージ。
ドッコラーの はたく!急所に当たった!クルミルに39ダメージ。クルミルは倒れた。

・タブンネの なきごえ!ピカピの攻撃が下がった!
ドッコラーの はたく!タブンネに39ダメージ
・タブンネの はたく!ドッコラーに4ダメージ。
ドッコラーの けたぐり!効果は抜群だ!タブンネに49ダメージ。タブンネは倒れた。

強すぎィ!
流石格闘ポケモン。攻撃の重さが違いますな。
むしろこれならズルッグどころかドテッコツすらもコイツ等だけで仕留める事が出来そうじゃね?
私達はもうお役御免なんじゃないか?



ドッコラー達の実力のお陰で7階、そして8階を突破出来た。
そして9階へ登ると、そこには洞窟の出口が見えた。
ドッコラーによるとあと少しで山頂だそうだ。
外に出ると既に太陽は沈み、空には満月が既に顔を覗かせていた。
周りの景色はすっかり暗くなっていた。

もう夜か。
やべぇな、ココにきて疲れがドッと来ている。
最初は石の洞窟でトラウマを拝め、次にカゲロウ峠で雑魚ドテッコツに戦い、
更にこの後ドテッコツを説得しに行くと言うね。
これで最悪ドテッコツと再びバトルになったら、次の日は全身筋肉痛待ったなしやな。

とまぁ私達の身体事情はともかく、山頂にはやはりあのドテッコツがいた。
ドッコラー達を近くに待機させ、私達はドテッコツを説得する事になった。
ドテッコツは何かを考えているのか、白く輝く満月に向かって手を差し伸べた。

ドテッコツ(・・・クッ!やはり力が・・・力が入らねぇか・・・)
ピカピ「それは宇宙人との交信の合図か何かかな?」
ドテッコツ「む?」

私によるちょっとした冗談を聞いたドテッコツは私達の方へ向いた。

ピカピ「やぁ、また会ったね」
ドテッコツ「なんだ、オメェ等か・・・」
お嬢「探したよ、ドテッコツ」
ドテッコツ「まだ怒りが収まらないのか・・・まぁ、良いだろう」
お嬢「ええ!?違うよ!私達はただ・・・」
ドテッコツ「ドテッコーーーーーーーーーーツ!!

ドテッコツの なきごえ!私達のこうげきが下がった!

ドテッコツ「俺はもう家を建てられねぇ。大工をやるにも力が入らねぇんだ。だが・・・」

ドテッコツは戦意を表し、構えを見せた。

ドテッコツ「暴れる力は何故か残っている!ろくでなしの力がな!!」
お嬢「ピカピ、来るよ!!」
ドテッコツ「全ての怒りをオメェ等にぶつけてやる!覚悟しな!!」
ピカピ「良いでしょう。私もろくでなしの力無しだけど、参戦して貰おうじゃないの」

そんな訳で、分からず屋のドテッコツとの戦いが再び幕を開けた。




ドテッコツ「行くぞォ!!」
お嬢「あっちから来た!まきつく!」
ピカピ「デンwwwwwデンwwwwwwwwwデンwwwwwデンデンwwwww」

ピカピの なきごえ!ドテッコツの攻撃が下がった!
お嬢の まきつく!ドテッコツに14ダメージ。

ピカピ「デデンwwwwデデンwwwwwデデンwwwwデデデーンwwwwwww」

ピカピの なきごえ!ドテッコツの攻撃が下がった!
お嬢の おいうち!効果はいまひとつのようだ。ドテッコツに11ダメージ。

ドテッコツ「ふざけるのも今のうちだ!オラァ!!」

ドテッコツの はたく!ピカピに5ダメージ。

ピカピLv.10「ちゅぁぁああっ!」
お嬢(実はあれ、ふざけてる訳じゃ無いんだけどね・・・)

ピカピの なきごえ!ドテッコツの攻撃が下がった!
お嬢の たいあたり!ドテッコツに13ダメージ。

ドテッコツ(クソッ・・・力が入らねぇ。
      やはりあのピカピって野郎、ふざけてる様に見えて"なきごえ"を繰り出しているんだな・・・)
ドテッコツ「だが・・・それでも攻撃あるのみだ!オラァ!!」

ドテッコツの けたぐり!ピカピに5ダメージ。

ドテッコツ「ぐぐぐ・・・力が・・・」
ピカピ「ふーん?ろくでなしの力も私の手に掛かればこの程度か。
    残念だけどもう遊びは終わりにするよ?」

ピカピは じゃあくなタネ を投げた!じゃあくなタネはドテッコツに当たった!
 ドテッコツの防御と特防が、がくーんと下がった!

お嬢「あれ?その種何処かで拾ったっけ?」
ピカピ「妖精(発見!マグナゲート)さんが持ってきてくれたのさ!」
お嬢「えっと・・・でも、これで倒しやすくなったよ!」

お嬢の たいあたり!ドテッコツに27ダメージ。
ドテッコツの けたぐり!ピカピに5ダメージ。

ピカピ「さて、やる事はやったし、こちらも攻撃しますかね」

ピカピの ねこだまし!ドテッコツに18ダメージ。

ドテッコツ「ゴハァ!!」

よしよし。じゃあくなタネのお陰で大分ダメージが入ってきてるな。

お嬢(それにしても、ピカピはなんでこの場面で技が繰り出せるようになったんだろう?
   さっき、陰で攻撃を試したのを見てたけど、全く技出せなかったよね・・・。
   もしかして・・・何か、何かしらの呪いでも掛かってるのかな・・・?)
お嬢「っと、あまり気にしてる場合じゃなかったね。えいっ!!」

お嬢の つるのムチ!ドテッコツに28ダメージ。
ドテッコツの けたぐり!ピカピに6ダメージ。
ピカピの ねこだまし!ドテッコツに16ダメージ。
お嬢の たいあたり!ドテッコツに26ダメージ。
ドテッコツの はたく!ピカピに4ダメージ。
ピカピの ねこだまし!ドテッコツには当たらなかった。
お嬢の たいあたり!ドテッコツには当たらなかった。
ドテッコツの けたぐり!お嬢に5ダメージ。
ピカピの ねこだまし!ドテッコツには当たらなかった。
お嬢の つるのムチ!ドテッコツに32ダメージ。
ドテッコツの けたぐり!ピカピに5ダメージ。
 せいでんき で痺れる!ドテッコツは麻痺して技が出せなくなった!ドテッコツは鈍足になった!

麻痺ったか。
コイツの特性上、状態異常起こした方がヤバイのはドッコラーで検証済み。
だが麻痺ってしまえば、何も問題は無いね。
それにそろそろヤツも限界だろう。
私は確実に相手を仕留める為に準備を行う。

ピカピの しっぽをふる!ドテッコツの防御が下がった!
お嬢の つるのムチ!ドテッコツに28ダメージ。
ドテッコツは普通の速さになった!ドテッコツは麻痺状態から戻った。

さて、最後のショーと行きますか。

ピカピ「ココで問題です」
お嬢「え?」
ドテッコツ「あ?」
ピカピ「たかし君は100円のオレンの実と800円の復活の種、150円の爆裂の種を買いました。
    たかし君は早速因縁のライバルであるドテッコツ君に決闘を申し込み、そして戦いました。
    戦いの途中、たかし君は何を思ったのか、
    ドテッコツの事を「ニ○○コ本社」と書かれた建物を連想し始めました。

    さて、たかし君が次にどんな行動を起こしたのでしょう?」
2匹「「・・・・・・え?」
ピカピ「正解は・・・」(パクッ)


ピカピは ばくれつのタネ を食べた!ドテッコツ50のダメージドテッコツは倒れた。



ドカァァァァァン!!

ピカピ「やったぜ。」

私の目の前には爆発が起きていた。
爆風をモロに受けているのにも関わらず全く痛くないのはゲームの仕様さんの優しさだろうか。
爆裂のタネを喰らったドテッコツは鉄骨にしがみ付き、息切らしていた。

お嬢「ピカピ・・・ちょっとやりすぎじゃないかな・・・?」
ピカピ「最後は爆破オチで決めたかった。後悔はしてないが、反省はしている」

しかしドテッコツはひたすら攻撃するだけだったな。
1対2で、しかも一度負けた相手に今度は一匹で挑んでる訳だしこの勝負は完全に相手の無謀だと言えよう。

ドテッコツ「うぐぐ・・・これで・・・これで気が晴れたか・・・?
      だがオメェ等が幾ら怒ろうとも・・・幾ら困ろうとも・・・変わらないものがある。
      今の世の中は・・・騙し騙されて回っている。
      正直者は馬鹿を見るだけだ。
      この世の中じゃ寧ろ騙されたオメェ等は悪いんだ。
      呪うならこの世を呪え」

まーた小さなお子様がやるゲームらしからぬ発言をしてるなコイツ・・・。これは教育やろなぁ・・・。

お嬢「確かに今の世の中はそうかもしれないけど・・・。
   でも・・・というか、だからこそ納得できないし、
   そもそも私達はそんな話をしにココに来たんじゃない」

ピカピ「そうそう。単に仕事の依頼しに来ただけやで」

私達の願いはただ一つ。ドテッコツに私達の家を建てて欲しい。それだけなのだ。
と言うか早く家を建てないと今夜も野宿当確されます。
いや、もうお月様がこんばんわしてる時間だし、もう野宿当確やないか・・・(絶望)

ドテッコツ「な・・・なにっ!?俺に騙されたというのに・・・。
      それでも仕事を頼むというのか?この俺に?」

お嬢「うん。お金や材料がいるなら頑張って何とかするよ。
   だからお願い。私達の家を建ててもらえないかな?」
ドテッコツ「ドゥワ・・・ドゥワ・・・・・ドゥワッハッハッハーーーーーーー!!
      本当に・・・・・・本当にめでてぇ奴等だな!オメェ等はよ!!
      まだ騙されてたことに気がつかねぇのか?
      俺はこの世に!仕事に!!希望を失くした!!背中の傷を見ろ!」

ドテッコツは私達に背を向けた。
その背中には一生残るような痛々しい大きな傷があった。

ドテッコツ「この傷のお陰で体もロクに動かせねぇ!もう大工なんか出来ねぇ!
      家を建てようにも下手糞な家しかできねぇ体になっちまったんだよ!
      分かったか?オメェ等はこんな大工も出来ねぇポンコツに仕事を頼もうとしてるんだ!」

こんな情けない事を言ってやれるのもドテッコツのあのトラウマがあるのだろう。
私達の目の前に居るドテッコツは、もはや大工としてのプライドも誇りも全て無くなっていた。
いや、無くされていた。
そんなムリムリカタツムリと嘆いてるドテッコツ君を叩き起こす方法は・・・。
いや、これは私が出る幕は無いだろうな。
私は後ろを振り返った。

ドッコラーA「兄貴!それは違う!!」

そこには私達とドテッコツの所へ走って来たドッコラー達の姿があった。
この様子だとその場で居られなくなったんだろうな。

ドテッコツ「お・・・オメェ等・・・」
ドッコラーA「お嬢さん達は兄貴の怪我の事を既に知っている!俺達が話したんだ!」
ドテッコツ「何だとッ!?」
ドッコラーB「でも・・・お嬢さん達はそれを承知の上で・・・兄貴に仕事を頼んでいるんです!!」
ドテッコツ「なっ・・・!」
お嬢「さっきドテッコツは下手糞な家しか出来ないって言ったよね?
   でも・・・下手糞でも良いんじゃないの?
   また少しずつ上手くなれば良いのよ。
   私達はドテッコツに作って欲しい。
   心を込めて作ってくれるなら立派な家じゃなくても良い。
   例え腕が良くても気持ちが入っていない家なんて住みたくない。
   気持ちを込めて作ってくれた家に私達は住みたいのよ」





こうして見るとお嬢の説得力がマジ半端ねぇ・・・。
やはり気持ちの篭った家が一番良いよね。

ドテッコツ「ううっ・・・・・・」
お嬢「それに・・・ドッコラー達はこんなにもドテッコツの事を慕っているじゃない。
   ドテッコツがグレたり何度も殴られようとも・・・。
   いつかまた楽しく仕事が出来ると信じて、ドッコラー達は付いて来てるのよ。
   ドッコラー達の事はどうするの?ドッコラー達が必死に君の事を思っているのに・・・。
   ドテッコツ!君はこんな事をしていてどうするの!?」
ドッコラーB「兄貴!また仕事やりましょう!一緒に仕事やりましょう!」
ドッコラーA「お願いだよ!昔の楽しかった頃に戻ろうよ!兄貴!!」
ドテッコツ「お・・・オメェ等・・・」

お嬢は今までで一番大きな声を出し、ドテッコツに向けて言い放つ。

お嬢「ドテッコツ!お願い!私達の家を・・・君にしか出来ない私達の家を作ってよ!!」


・・・・・・。


ドテッコツ「うううっ・・・・・ぶわっ・・・・・!!

お嬢ドッコラー達の説得に心を打たれたようで。
ドテッコツ
は大粒の涙を流した。

ドッコラーA「あ、兄貴!!」
ドッコラーB「兄貴!!」
ドテッコツ「お嬢・・・ピカピ・・・。わかった。家は・・・家は建ててやる・・・。」
ピカピ「お!」
お嬢「ホント!?」
ドテッコツ「ああ、魂を込めて建ててやる・・・。ただ・・・ただ今は・・・すまん・・・・・・。
      泣かせてくれ・・・


男ドテッコツ、静かに男泣き。
それを見てドッコラー達ドテッコツに近づき一緒に泣いた。
の泣き声は月に・・・果ての無い夜空へと吸い込まれていった。
その姿にかつて悪事を働いた時の面影はもう無かった。
また一からやり直すのだ。
全盛期の頃の輝きが無くても・・・それでも彼等はまた楽しい仕事が出来る喜びを噛み締めた。

こうしてドテッコツは、私達の家を作ることを約束しました。
カゲロウ峠から帰ってくると、3匹は早速家作りを始めました。
私達も・・・そして何故かヌオーまでもが家作りを手伝いました。

そして数日後・・・。

お嬢「できたぁっ!私達の家だ!!」





立   教   大   学





・・・ゲフン、私達の家が完成した。

ヌオー「ん~、中々味のある家になっただぬ」
ドテッコツ「クッ・・・ボロくてスマンな。今の俺にはこれが限界だ」
ドッコラーB「まぁ、見た目は置いといて・・・俺は今回仕事していて凄く楽しかったですよ」
ドッコラーA「俺もだ。今までで一番楽しかったぜ。
      なんて言うのかなあ・・・。確かにボロいんだけど・・・ボロくないというか・・・・・・。
      不思議なんだけど・・・デキについては妙に満足してるんだよな。
      でも見た目はやっぱボロいかな・・・」

凄くトラウマが根付いてますね・・・。
ココまで来ると石の洞窟のトラウマが可愛くみえてしまうな。
私達はすがさずフォローを入れた。

ピカピ「そうかしら?
    360度全面ガラスとか鳥葬でもやってそうな寝室がある家よりは全然マシだと思うけどね。

    あの時のお嬢の言うとおり、ボロくても暖かみのある家の方が良いと私は思う」
お嬢「そうよ、見た目とか関係ないよ。私は満足してるよ。
   ドテッコツ!ドッコラー!そしてヌオーも!本当に皆、有難う!
   皆の気持ちがこもっている・・・。それが大切なのよ」

せやな。

お嬢「とにかく・・・これが・・・」

お嬢「これが私達の・・・」

お嬢「新しい・・・・・家だあぁぁぁーーーーーーーーっ!!」



そんな訳で、今回の件は一件落着で締めたのであった。
これでようやくサムゥイ!野宿生活からオサラバ出来るね!(ニッコリ)

【9話:戦わない平和主義者ですから(戦闘指示も出さないとは言ってない) に続く】
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