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おはようからおやすみまでピカチュウを見つめる とあるピカチュウ好きのブログでお送りします 
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こまリーリエ「あ、道の先に草むらが・・・。困りました・・・これでは先に行けません・・・。
       むしよけスプレーをしないと・・・」(シュー)
ほしぐもちゃん「ぴゅい・・・」(オエー)
念いリーリエ「・・・あっ、念のためにもう一つ」(シュー)
ほしぐもちゃん「ぁ・・・ぁ・・・」(ヴォエ)
テクテクーリエ「・・・・・・先の長い草むらですね。もっとスプレーしなくちゃ」(使命感)
ほしぐもちゃん「ほげ・・・ぁ・・・」(ボゲァ)
バカーリエ「あっ、すっかり忘れてました。さぁ、ほしぐもちゃんもしましょう」(シュー)
ほしぐもちゃん「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )
オニーリエ「ああっ!鞄の中で暴れないでください・・・!大人しくしてください・・・」(鞄グイー)
ほしぐもちゃん「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )



主人公:たま(女の子)

*この記事はポケットモンスターサン・ムーンのネタバレが含まれています。
 まだ未プレイでネタバレ見たくない方は閲覧をお控えください。

過去のポケモンプレイ日記一覧:http://kon.3rin.net/Entry/281/


拍手[1回]





あの祭りの次の日。

ママ「いい天気!さーて、今日は何があるのかしら?」

ママ様!まだダンボールが片付けてないですよ!
昨日こっそり祭りに行ったの知ってるんですよ!

ママ「ダンボールもポケモンみたいにモンスターボールに入ればいいのに」



以前から片付かない女性だとは知ってたけど、まさかここまでとは・・・。
せっかくの新築の家が5日後にはゴミ屋敷もといダンボール屋敷に変貌を遂げるのも時間の問題だ・・・。
そんなおぞましい未来を予感していたら、家のチャイムが鳴りだした。
ママに出るように言われ、外に出るとそこには、
このアローラ地方に来て唯一の心のオアシスであるリーリエちゃんが居た。

リーリエ「あの・・・ククイ博士に・・・
     『おぉ、リーリエ!期待の新人トレーナーを研究所に連れてきてよ!』
     と頼まれたものですから、私案内いたしますね」

必死にククイ博士のモノマネをするリーリエちゃん
最高のオカズだわ。もっと好きになってしまうよ。

リーリエ「ついてきてくれますか」

むしろあたしは君の未来について行きたいんだが。
声にしたら絶交待ったなしの最低な事を思ってたら、ママが家の外に出てきた。

ママ「たま!はい、お小遣い!大事に使ってね」

お、有難うママ
けど、こういう金銭のやり取りを他の人に・・・特にリーリエちゃんの前でやってほしくなかったけどな。

ママ「わあ、あらあら。タマ、可愛いお友達!
   アローラって良いわね。素敵な出会いばかり!」
リーリエ「えっ?あっ、初めまして・・・。私、リーリエと申します・・・」

ママはうんうんと頷いた後、あたしの方に向いた

ママ「いよいよね!ニャビーと一緒にエンジョイするのよ!
   いってらっしゃい!!」

ママはあたしにそう言った後、家に入って行った。
エンジョイと言っても研究所に立ち寄るだけなんだけどね。

リーリエ「優しそうなお母様・・・ですね」

一見優しいお母さんに見えるでしょ?ダンボールが散らかっても気にしないダメ女なんですよ(ボソッ)
つか、リーリエちゃんのお母様ってどんな人なんだろうな。
こんな可愛い子を産んだ人なんだから、
さぞかし綺麗で、けどリーリエちゃん特有の可愛さが残っているような金髪女性なんだろうなぁ・・・。

リーリエ「では改めて・・・研究所に参りましょう」

そんな訳であたしはリーリエちゃんにククイ博士の研究所まで案内された。

リーリエ「博士の研究所は草むらの先にあります。
     なんでもポケモンに囲まれて技の調査も捗るそうです。
     トレーナーではない私は虫よけスプレーが欠かせません。
     あの虫よけスプレーを使うとポケモンが出てこないんですよ」

ちゃっかり虫よけスプレーをステマするリーリエちゃん
てかスプレーしたら、普段モンスターボールに入らずにバッグの中に入っている
ほしぐもちゃんが居心地悪くなりそうだけど大丈夫なのか?

リーリエ「ほしぐもちゃん・・・コスモッグは遠いところからやってきた珍しいポケモンなんです」
ほしぐもちゃん「ぴゅう!」
リーリエ「不思議な力を秘めていて、私・・・危ないところを助けてもらった事もあります。
     それ故、必要としている人もいて・・・ですから博士やハラさん・・・
     信頼出来る人にだけコスモッグの事を教えています。
     この子の存在・・・吊り橋での力の事は二人の秘密という事で改めてお願いします」

二人だけの秘密・・・あたしとリリーエちゃんだけの秘密か。
ええな、めっちゃ秘密守るわ!何が何でも二人だけの秘密を守ってやろうじゃん!


リーリエちゃんと少し歩いていたら、砂浜に到達した。
ちょっと小さい砂浜にはかなりボロい家が建っていた。
・・・もしかして、あれがククイ博士の研究所・・・?一体どんな実験したらこんなボロ屋になるんだ・・・。

ククイ博士の研究所に近づくと、何やら不穏な打撃音と共にククイ博士の叫び声が聞こえた。

ククイ「いいぞ!イワンコもっとだ!もっと思いっきり来るんだ!!
    僕の体はヤワじゃないぜ!」

あ、イワンコとSMプレイ中でしたか!
獣相手にレ〇プを要求するなんてククイ博士も中々のマゾヒズムなケモナーですね!
こんな激しいプレイするんだもの。そりゃ家がボロボロになる訳だ!納得!!

やべぇ・・・やべぇよ・・・。
あたし、結構なレズだと自負していたんだけど、
それが可愛くみえるレベルでククイ博士はかなりのヘンタイなのかもしれない・・・。

リーリエ「ふぅ・・・またですね。
     ポケモン研究所・・・趣きがありますよね。
     3か月前からココでお世話になっているのです。
     助手としては未熟ですが何かお返ししたいのです。
     ポケモントレーナーでしたら博士のお役に立てるのに・・・」

イワンコ「ワオオン!!」ドーン

リーリエ「・・・ククイ博士、研究所の中でも技の研究をなさるのです。
     また屋根が壊れます・・・。洗って綺麗にした白衣もボロボロになるし・・・。
     私、お裁縫とか上手くなくて、結局白衣を買うのです・・・。
     とにかく入るとしましょう」

なんていうか・・・リーリエちゃんも大変なんだなって、そう思った(コナミ感)



ククイ博士の研究所に入るとそこには、
さっきまでSMプレイしていたのにも関わらず、
何も無かったかのように元気に手を振っているククイ博士イワンコが居た。

ククイ「よう!タマ。リーリエも有難う!」
リーリエ「いえいえ、助手ですから・・・。何よりお世話になっていますし」
ククイ「イワンコの技がキレててね。研究も捗ったよ!」

あれ、技の研究してたのか。研究の仕方がマサラ人すぎるわ。
という事はギガインパクトの研究の時も自分から受けるつもりなんだろうか。

ククイ「ところでタマのポケモン図鑑ちょっと借りるぜ」

あたしはポケモン図鑑をククイ博士に渡した。何する気だろうか?

ククイ「やあ、居心地はどうだい?って悪くないよね」
???[ああ^~筋肉博士の胸圧最高ロトぉ^~]

( !◡?)

ククイ「それよりも待たせたね!ようやく荷物が届いたんだよ!」
???[やったぜ。]

( !◡?)( !◡?)( !◡?)

リーリエ「あ、あの・・・」
ククイ「何だいリーリエ?僕は独り言は言わないぜ。
    図鑑の中にはロトムというポケモンが居るんだ」

あ、ああ、な、成程。だから図鑑からテレパシーの声が・・・。

リーリエ「ロトムさんはですね、
     電気のような体で機械に入り込む事ができる能力を持つポケモンさんです。」
ククイ「そう!ロトムの不思議な力を最大限に活かす為、
    開発された専用のボディにロトムが入る事で完成する新時代のポケモン図鑑!
    ポケモンと人の新しいコミュニケーションの形!
    ロトム図鑑は世間的にまだ数が少ないレア物だぜ!
    更に!届いたパーツで図鑑をパワーアップすれば・・・」

そう言ってククイ博士ロトムが入ったポケモン図鑑をいじり始めた。
すると突然、ポケモン図鑑からロトムが飛び出してきた。

ロトム[ファッ!?]
ククイ「ああ!すまないロトム。驚かせてしまったね」
ロトム[見ろよコレぇ……この無残な姿をよぉ!]

無残という言葉が思い浮かばない程に元気な姿なんですが、それは。

ククイ「ロトム!君の好きな図鑑をパラーアップしたよ。
    タマの手助け、よろしく頼むぜ!!」
ロトム[しょうがねえなぁ]

ロトムはポケモン図鑑に入り込み、そしてククイ博士は再びポケモン図鑑をいじった。
しばらくするとポケモン図鑑が突然浮き出し、あたしの手元へ向かった。
よく見るとポケモン図鑑の液晶画面に目と口が映っていた。

ロトム「ケテー!これからよロトしく!」

よ、よロトしく・・・。って語感が最悪すぎる。
というかさっきまで淫夢語録乱用してたのは何だったんだ。

ククイ「ほら!タマ、ロトムが話せるようになっただろ
    どうやらロトムの様子を見るに君はロトムに好かれたね!」

淫夢語録を連発するような子に好かれても困るんだよなぁ・・・。
つか、マジでテレパシー能力無しでロトムの言葉が分かるのか。
最近の科学の進歩マジ半端ねぇ。そしてあたしの能力がまた不要品に・・・。

リーリエ「サポートとは・・・?」
ククイ「ああ、タマはアローラに来たばかりだからね。
    ナビとしてロトム図鑑を渡すよ
    ロトムを見てば目的地が分かるし、ロトムにタッチをすればタウンマップも見られるよ!」

そういや、よく見るとポケモン図鑑もといロトム図鑑の画面には地図が表示されていた。
ナビ機能がついたポケモン図鑑か。アローラの事なんてチンプンカンプンなあたしからしたら確かに便利だな。
この先、この島をうろつく身として、有難く受け取って貰おう。

ハウ「アローラー!潮風に誘われ、遊びに来たよー!」

そう言って研究所に入ってきたハウは、辺りに居たポケモン達を見るなり元気な掛け声でそこに走ってきた。
そしてハウは壁に掛けてあるピンク色の梯子をふと見た。

ハウ「これ、ロフト?」

ハウが興味津々に梯子に向かおうとした瞬間、リーリエちゃんが間に割り込んできた。

リーリエ「秘密です!!」

ん?もしかしてあのロフトはリーリエちゃんの秘密空間?
ちょっと・・・いや、かなり気になる。が、リーリエちゃんの秘密空間を覗いたら、
これまでの付き合いがバッキバキに崩壊するのが目に見えてる。
非常に残念だが、これ以上の模索はやめておこう・・・。

ククイ「ポケモンや人が困っていたら助けるよな、タマ!ハウ!
    という訳でロフトはリーリエに貸しているんだよ」

へぇ・・・え!?じゃあ、もしかしてリーリエちゃん、この研究所に住んでるって事か!?
マジかよ・・・良い人とはいえ、腹筋を少し露出している男と屋根一つ・・・一緒に・・・。
アカン。リーリエちゃん我が家に移住作戦の計画を前向きに検討しなければならんな、うん。

ククイ「じゃあ、タマ。ロトム図鑑を頼んだぜ!ロトムもタマをよろしく!」
ハウ「それがロトム図鑑なんだー。なんだか可愛いなー」
ククイ「・・・では話を変えて、島巡りについての大事な話をしよう!」

島巡りって確か昨日、ククイ博士が今度説明しようとか言ってたやつか。

ククイ「島巡りとは!アローラ最強のトレーナー!島巡りチャンピオンを目指す、
    少年少女とポケモンの冒険なんだ!!」
リーリエ「アローラには4つの島があり、それぞれに島キングがいるのです。
     彼等に認められる為、7つの試練をこなすそうです」
ククイ「タマ!君とニャビーには島巡りに挑んでほしい!」

・・・ハァ!?

ククイ「初めてのポケモン勝負でも技を使いこなしたように!
    ポケモンの良さを引き出すトレーナーの才能があるからね」

いやいや。いやいやいやいや。
ハウの野郎に挑むならともかく、あたしにも島巡りに挑めと言うんです?
そんな面倒くささ100%で臨界突破な事、正直やりとうない・・・。
アローラの暑さで途中でくたばって全身がシャワーズ並に解けちまうってばよ!

ハウ「えー、島巡りしようよー!島巡りチャンピオン目指そーよ!」
ククイ「いきなりアローラの風習を勧められてもピンと来ないかもな。
    だがポケモンの技を調べる僕にとっても、
    君が島巡りで色んなポケモンに出会うのは願ったり叶ったりなんだ!
    よし!参加証明となる島巡りの証を渡そう!!」

そう言ってククイ博士から島巡りの証を貰った。
他の人ならともかく、引越しの時にも世話になったククイ博士だからな。
そんな人に簡単に断る訳にもいかないし、貰わざるを得ないんだよなー・・・。

ハウ「俺もじーちゃんから貰ったよー!ほらほらー!」
ククイ「さて、タマ!ハウ!次行こうぜ、次!!」

次?

ククイ「トレーナーズスクール!
    ポケモン勝負を通じてポケモントレーナーの基礎を学び、知識を身につけるんだよ。
    島巡りチャンピオンへの道も一歩からだぜ!
    ハウはどうする?」
ハウ「おれー、ポケモンと遊ぶー!じゃなくて鍛えるー!!」

おい、本音ただ漏れてたぞ。

リーリエ「島巡り・・・アローラの人々はこれで世界に触れていくのですね。
     リーリエ、タマをよろしく!タマがロトムに慣れるまで君が案内してあげてよ!」

え?リーリエちゃんもついて行くの?マジ?
リーリエちゃんがついていくんだったら仕方ない。やるかー。やるしかないかー。

これが百合に染まった腐れ女子のチョロさである。
自分で言ってはなんだけど、本当に悲しいぐらいのチョロさだった・・・。



研究所に出たあたしはロトム図鑑を頼りにトレーナーズスクールに向かった。
・・・リーリエちゃん、先に行っちゃったし、
リーリエちゃんの秘密空間をこっそり覗こうという小汚い下心は確かにあった。これは素直に認めよう。
だが、ここで覗いたら取り返しのつかない事態になりそうだし、
ククイ博士のマゾケモナー並みの変態の領域に突入し兼ねない。そんな気がした。

ロトム「それ以前にプライパシーの侵害だロ、いい加減にしロ!」

確かにそうだ。まさか淫夢語録全開の機械に正論言われる時が来るとは・・・。
と、とにかくトレーナーズスクールに行ってみるか。



家付近に戻ったあたしは、そのまま左方向に向かった。
そこにはポケセンらしき建物の前にリーリエちゃんが立っていた。
そこでリーリエちゃんはアローラのポケセンについて詳しく、丁寧に説明した。
アローラのポケセンはフレンドリィショップとカフェがあるんだね。

ポケセンでカマタ達を回復した後、あたし達はトレーナーズスクールに辿り着いた。

リーリエ「トレーナーズスクールは・・・ああ・・・なんて事でしょう!?」

おん?どうした?
あたしはリーリエちゃんの視線の先に注目した。
そこにはケンタロスが道を通せんぼしていた。

リーリエ「ケンタロスさんが居て、通れないようですね・・・
     でも、目的はトレーナーズスクールですから、気にせず入るとしましょう」

あ、はい。
ってかリーリエちゃん、あの先に用があったんかね。
確かあの先はこの島で一番デカい街であるハウオウシティがあったはず・・・。

っと、リーリエちゃん既にスクールの敷地内に入ってるし、
あたしも・・・ってかいつの間にかククイ博士も居るし。
まぁ、ココに来る間にちょっとレベル上げしてたから、その間に追い越されたのかもね。

ククイ「おぉ!タマ!いつの間にか追い越していたぜ!
    ポケモントレーナーの学び舎、トレーナーズスクールにようこそ!」
???「あーククイ博士!その子ですね、レッスンしちゃうの」
ククイ「頼むぜ、先生」

ククイ博士の隣にいる人はこのスクールの先生か。
眼鏡の先生とか定番中の定番じゃないか。ええな。

ククイ「4人だ!」

は?

ククイ「たま!君はココで4人のトレーナーに勝つんだ!
    それで得られる経験が君とポケモンを育てるぜ!」

ああ、このスクールの生徒4人をポケモンバトルで勝利しろという事か。4人って微妙に面倒だなぁ。
てかククイ博士、たまーに突然、何をやって欲しいのか言う前にその内容の説明に入るから、結構混乱するわ。
その癖直した方がええぞ。

ククイ「そうだそうだ!経験といえばこれだね」

ククイ博士から学習装置を貰った。
こ、この装置は・・・き、聞いた事あるぞ。

この装置はスイッチを入れるだけで手持ちポケモンの経験値が上がるという代物だ。
これだけ聞けば便利アイテムと思われるが、問題は想像以上に経験値が手に入るという点だ。

数年前、突如現れたカロス地方の新米トレーナーがこれを愛用した結果、
泣く子もそうじゃない子も顔色が青白くなって天昇する程の鬼のような強さを手に入れ、
カロスのポケモンリーグを赤ちゃん扱いにしたらしい。
最近だと長年ホウエン地方のチャンピオンを防衛続けていた、
ラグラージ使いのトレーナーにも勝ったというニュースを見た記憶がある。

これを・・・このスイッチを押したら、あたしもそのトレーナーみたいに無敵になるのか・・・?
あまりポケモンに関わりの無いあたしですら名を知れてるし、
スタイルと印象的な意味で普通に憧れる存在だからな。

・・・ま、せっかくの貰い物だしスイッチは入れておこう。

ロトム(あ、伝説始まったロト・・・)

先生「レッスン相手のトレーナーはスクールの中にもいるわよ!
   後、教室では色んな話を聞けるわ。じゃあ、始めちゃってね!」

そう言って、先生はこの場から去って行った。

ククイ「ああ見えて彼女の教え子は凄いトレーナーばかり!一人はキャプテンなんだぜ!」

へぇ、有能な先生なんだね。
それで、キャプテンって何ぞや。
ククイ博士って肝心なところでは説明不足な部分があるよなぁ。


そんな訳で、結構怠いけどあたしは4人のトレーナーを探し回り、3人を難無く勝てた。
あと一人は校庭にいるけど、自称最強らしく、
『他のトレーナーを倒さなければ相手しないぞ』というクッソ生意気なトレーナーだった。
後はこの男の子だけだね。

ホープトレーナー「最強でありたい理由!それはカッコいいから!!」

ご機嫌でとても純粋な理由だった。
クッソ生意気とか言ってゴメン。君は純粋に強くなりたいだけだったんだね。

そんな訳で最強を目指す男の子とのバトルが始まった。



get ready! battle!
 タマ  vs  ジュンヤ(ホープトレーナー) 

 カマタ(ニャビー♀)Lv12 vs アローラベトベター♂ Lv8 

相手が繰り出したのは・・・んん!?
あれ、もしかしてベトベターか?
何か色が毒々しいんだけど・・・。
スクール内にも黒いニャースを見かけたし、
昨日の黒いコラッタといい、一体なんなんだってばよ・・・。

・・・と、とりあえず、困った時のひのこや。
これで効果今一つならちょっと泣きたい。

・カマタ  ひのこ  体力を半分ぐらいまで減らした!

おk、普通に技が通ったな。
しかし、今までの相手とは違って手応えが感じにくい。強いな、このトレーナー。

・ベトベター かたくなる ベトベターの防御が上がった。

固くなるか。しかし火の粉は特殊技なので影響は無い模様。

・カマタ  ひのこ  残り体力を1/4まで減らした!
・ベトベター どくガス カマタは毒状態になった。

うわっ。毒状態に陥ったか。どうしよう、毒を治せる道具持ってないや。
しかし相手も限界に近い。カマタ、なんとか踏ん張ってくれ。

カマタ[うぐぐ・・・。きついけど、タマちゃんの為ならエンヤコラぁ!]

貧しく働く土方の唄が聞こえそうな気合っぷりだった。いらぬ心配だったかな・・・。

・カマタ  ひのこ  ベトベターを倒した!

victory!                    defeat...
カマタ(ニャビー♀)Lv12 vs アローラベトベター♂ Lv8



ふぅ、なんとか勝てたな。

ジュンヤ「ああ・・・カッコよさが薄れる・・・。代わりにプリティ路線を狙うか」

迷 走 待 っ た な し
止せ。止すんだジュンヤ君!
売れ時をすっかり過ぎてしまったギター芸人が何を血迷ったか、YouTubeで黄金の衣装を身を纏って
『フェニックス!』と叫ぶ動画を投稿するような迷走の仕方をするんじゃない!

ジュンヤ「まーいーか!強いお前を認めてスペシャルなプレゼント!
     技マシンをプレゼント!」

普通に迷走回避しやがった彼から技マシン01【ふるいたてる】を貰った。
そういえば最近の技マシンって使っても無くならないって聞いたな。

リーリエ「あら、チャイムですね」

お、リーリエちゃん居たのか。

『呼び出しのお知らせです。タマさん。2階に来てください』

リーリエ「何か呼び出される程のまずい事をなさったのですか?」
タマ「え?そ、そんなまさか・・・。あたし、何もやってないよ?」

・・・いや、もしかしてさっき戦った彼をプリティ路線に迷走させる理由を作ってしまったのが、
そんなにいけなかったのか・・・?



あたしは呼び出しに応え、2階に来た。
そこには先生が立っていた。

先生「タマさん・・・私の教え子たちを・・・!」

うわ、めっちゃ恨まれてるゥー!!
あ、あ・・・、も、教え子達を滅多打ちにした事に怒ってるのかな・・・?
た、確かに結構楽勝で終わらせちゃったからな・・・校庭に居たトレーナー以外は。

先生「皆倒すなんてすごーい!」

(゚Д゚)

先生「だーかーら、私もあなたと勝負したいの!
   4人に勝った実力。先生が確かめます!」

(╯⊙ ⊱⊙╰ ‌)ええ・・・



get ready! battle!
 タマ  vs  エリコ(せんせい) 

 カマタ(ニャビー♀)Lv13 vs コイル Lv8 

先生が最初に繰り出したのは巷では圧倒的な人気を誇るコイル
ならこっちはカマタを出す以外無いな。

・カマタ  ひのこ コイルの特性【頑丈】発動。残り体力を1まで減らした!コイルは火傷状態になった。

むむ、頑丈か。コイツはウザいな。
だが、カマタの火の粉で火傷状態に陥ったようだし、これは勝ったな。

・コイル  でんきショック カマタに7ダメージ(31/38)コイル、火傷のダメージで戦闘不能!

victory!             defeat...
カマタ(ニャビー♀)Lv13 vs コイル Lv8

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 カマタ(ニャビー♀)Lv13 vs アローラニャース♀ Lv9 

次に先生が出したのは黒いニャース。
図鑑ではこのニャースって悪タイプなんだよねぇ。
何を食ったらこんな姿になるのか。
うちのニャースも将来こんな姿になる可能性があるのかしらねぇ?

とりあえずカマタ続投で、ひのこを繰り出させるか。

・カマタ  ひのこ 体力を半分減らした!
・ニャース ひっかく カマタに7ダメージ(24/38)
・カマタ  ひのこ ニャースを倒した!

victory!                   defeat...
カマタ(ニャビー♀)Lv12 vs アローラニャース♀ Lv9



とりあえずカマタだけで倒せたな。
というか、今回カマタしか出してないけどね。

先生「むしろあなたが私の先生になって!?」

お断りします(AA略

先生「冗談はさておき、先生に勝利した記念にこれをどうぞ!」

エリコ先生からスーパーボールを5個貰った。
そんな感じで先生と話していたら、ククイ博士薄いピンク色の髪の少年が2階に上がって来た。

ククイ「ポケモンを知り技を知る・・・。トレーナーの基本だね!どうだい?」
イリマ「はい!キャプテンのイリマです。君の戦い、チェックしていましたよ。
    すっごくご機嫌でしたから思わず呼び出して貰ったのです」

あたしを2階に呼ばせたのはこの人だったか。
しかし見た目がまんま優等生っぽいというか、まるで女性みたいな人だな。
声は中々のイケボだけど。

ククイ「カントー地方からやってきたタマだよ。
    中々見込みがあってね。良い技の使い方をするんだ」

まるで思考停止しているかのように火の粉だけを指示しまくってたんですが、それは。

イリマ「なるほど!ウェルカムですよ。
    では、ボクの試練でも技の冴えを見せて下さい」

し、試練・・・?

イリマ「ええ、キャプテンというのは島キングに挑む為の試練を与えるものです。
    僕、イリマの試練は茂みの洞窟で行います。
    ハウオリシティは街中にも草むらがあります。
    試練の前に新しい仲間を増やしてはどうでしょう?
    君のチャレンジ、心から待ってますよ!」

成程。キャプテンって言うのはそういう役割なのね。
確か島キングを認める為に数々の試練をこなすのが島巡りって言ってたな。
あたしは全く乗る気はないんだがな。

あ、でも洞窟の名前からして何か涼しそう。避暑に最適な場所なら行くのも考えものだな。

先生「そうそう!スクールの前を陣取っているケンタロスの事、伝えておきました」
ククイ「あの人のケンタロスはメレメレ島の名物だね」
先生「じゃあタマさん。皆でお見送りするわね!」

【お知らせです。タマさんがトレーナーズスクールのレッスンを終えました!】

あ、待って。これ恥ずかしい展開の奴なのでは・・・。
そんなちょっとした嫌な予感は見事に的中した。
トレーナーズスクールの玄関先には生徒達と先生が集まっていた。

短パン小僧「ポケモンと仲良くな。できれば状態異常ともうまく付き合うんだぜ!」
スポーツ少女「島巡り頑張ってね!」
園児「いってらっしゃい!みんなとの距離を縮めてね!」
先生「たまさん!学んだ事活かして素敵な島巡りをしてね!
   ファイト!未来のチャンピオン!」
ホープトレーナー「技マシンを使いこなせ!ポケモンを強くするんだ!」
ククイ「ガッツだぜ、タマ!」

あたし、島巡りするつもり全く無いんだがな・・・。
けど、彼達彼女達の輝かしい眼差しを全面的に受けられると、すっごく断りにくい。
これで期待を裏切ったら、小さな島だし最悪村八分される未来が見えるんだよねぇ。なんて面倒くさい。

リーリエ「ニャビーさんと息ぴったりでしたね。
     あの・・・せっかくですからハウオウシティを案内しますね。
     私に付いてきてください」

ハウオリシティか。確かこの島の顔と呼べる街だったな。
色んな店とか見ていきたいと、この島に来てから思ってたし、
何よりリーリエちゃんが案内するって言うんだから、これを断る道理は全く無い。

リーリエ「タマさん、こちらです」

そんな訳であたしはリーリエちゃんと一緒にハウオリシティに向かった。



リーリエ「トレーナーズスクールでポケモンさんと力を合わせて戦う姿・・・よかったです。
     だからタマさんはあの時トレーナーでも無かったのに・・・
     ほしぐもちゃんを助けられたんだって・・・ポケモンさんに選ばれたんだって私、分かったんです」

いやー、リーリエちゃんにそう言われると照れちゃうなぁー。

リーリエ「ああ!そういえばケンタロスさん」

そう言って、リーリエちゃんは立ち止まった。
そういや、ハウオリシティの前にケンタロスが立ち往生してたんだったな。
そして目の前のケンタロスの近くでは、はしゃいでいるハウの野郎ハラさんが居た。

ハラ「おお!リーリエにタマ。ハラハラさせましたがケンタロスは連れて帰りますぞ」

流石島キング。ポケモンの扱いは一番手慣れてますな。

ハラ「そうだ、タマ。こやつを撫でてくれますかな」

マジか。こんな間近でケンタロスを見たの初めてだから、ちょっとドキドキするな。
まぁ突然暴れても、ハラさんが何とかしてくれるだろう感が半端無いから、そんな心配は全く無い。
そう思うと島キングってやっぱ凄いや。

ロトム「ケンタロスをなでなで・・・ご主人様一直線のガチレズ黒猫はちょっと焼き餅ロト」
カマタ[い、いいもんっ!後でタマちゃんにたっぷりなでなでを要求してやるもんっ!]プンプン

なに茶番してんだこの子等は。
とりあえず、あたしはケンタロスを撫でてみた。

ケンタロス「ぶもぉ」
ハラ「ははは!ケンタロスめ、喜んでおりますな!
   ポケモンはお手入れされるとご機嫌になりますからな!」

はぁ、大きなポケモン触るの初めてや。
凄く・・・もふもふです・・・。

ハラ「わはは、皆の衆、色んなところに行くのですな!
   ポケモンや人に出会う事で人生は面白くなりますぞ!」

そう言って、ハラサンケンタロスと一緒にポケセン側の方へ去って行った。

ハウ「島キング憧れるよねー!戦わずにポケモン鎮めてさ。
   俺ー、ケンタロス好きだけどー乗るのは怖いもんねー。
   ねーねー、リーリエ達どこ行くのー?」
リーリエ「私はタマさんをハウオリシティに案内しようと」
ハウ「それってナイス!流石リーリエ!
   タマ、アローラに来たばかりだもんねー!
   ねーねー、俺も行くー。美味しいもん食べたいしさー」
リーリエ「はい。それでは皆さんご一緒に」
ハウ「わあ、ワクワクするー!ほらほらこっちー!」

そういってハウは先に街へと駆けていった。
このせっかちぶり。さてはホモだな(確信)

リーリエ「ハウさんたら・・・。
     タマさん。私達も行きましょう。
     ハウオリシティはアローラで一番大きな街なんです。」

そんな感じであたしとリーリエちゃんもハウオリシティへと向かっていった。

【5話:コマネチ野郎のスカるDQNと天然疑惑のイケメンキャプテン に続く】


■□■ 手持ちポケモン ■□■









■□■ 捕まえたポケモンとNN元ネタ ■□■

・あげパン  :ゴンベ♂  嶺町小学校(鵜の木)で最初に開発された学校給食の定番
・たかはた  :コラッタ♀ 高畑神社〈西六郷〉
・もりはんそう:ヤドン♀  海苔の老舗の一つ、守半總本舗
・さざんか  :イトマル♀ 西糀谷さざんか公園〈西糀谷〉
・キヤノン  :キャモメ♀ キヤノン株式会社。下丸子に本社をかまえている。



■□■ 4話までの感想 ■□■

♀の異常な多さ。
これはあれかな。♀パで統一しろという神のお告げなんですかね?

という訳でトレーナーズスクールまで進みましたが、特にこれといった感想は無いかなー。
というか、研究所イベント後でもうポケフェス解禁されるんだね。
何時かのアップデートで修正されるであろう無限会話法を今からやるべきかな。



■□■ 元ネタ一覧 ■□■

・突如現れたカロス地方の新米トレーナー
ポケモンY日記「ワイと蛙のカロス放浪記」の主人公のこと。


・長年ホウエン地方のチャンピオンを防衛続けていたラグラージ使いのトレーナー
ポケモンオルガルビー日記「12年の時を経た少年とぬまうおポケモンのホウエン冒険記」の主人公のこと。


・タマちゃんの為ならエンヤコラぁ!
・貧しく働く土方の唄が聞こえそうな
ミワセウスこと美輪明宏氏が作詞作曲した曲「ヨイトマケの唄」のこと。


・売れ時をすっかり過ぎてしまったギター芸人が何を血迷ったか、
 YouTubeで黄金の衣装を身を纏って『フェニックス!』と叫ぶ動画
ギター侍こと波田陽区氏がYouTubeにて上げた動画「こんなところにフェニックス」シリーズのこと。

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更新履歴

2017/12/31 nitiha.netに移転
2017/09/13 新企画【チョコプレート】始動
2017/06/04 nitiha.netの移転作業開始
2015/12/28 ポケモンX日記1話始動
2015/07/31 ポケモンOR日記完結
2014/12/05 ポケモンOR日記始動
2014/06/07 マグナゲート日記始動
2014/05/31 ポケモンY日記完結
2014/01/22 現シーズンのマイクラ大道路始動
2013/10/17 ポケモンY日記始動
2013/03/03 サイパン写真公開
2012/06/24 ポケモンB2日記始動
2012/06/09 1期マイクラ大道路始動
2011/12/30 パワポタ2010ペナント日記始動
2011/01/02 ブログ名を現在の「黄色に(ry」に変更
2010/09/19 ポケモンB日記始動
2010/04/04 サイト「紺色世界」とブログ統一
2009/09/14 CGIブログから現在のURLに移転
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