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おはようからおやすみまでピカチュウを見つめる とあるピカチュウ好きのブログでお送りします 
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ほしぐもちゃん「ぴゅい!」(バックから出る)
リーリエ「あっ、ほしぐもちゃんったら・・・!誰かに見られたらどうするんですか・・・!
       バックの中に入ってください」
ほしぐもちゃん「ぴゅう・・・」


ほしぐも先生「ぴゅい!」(部屋から出る)
アシスタントーリエ「あっ、ほしぐも先生ったら・・・!まだ原稿出来上がってないじゃないですか・・・!
          作業場に戻ってください」
ほしぐも先生「ぴゅう・・・」


ほしぐもちゃん「ぴゅい!」(バッグの底から出る)
バカーリエ「あっ、ほしぐもちゃんったら・・・!誰かに見られたらどうするんですか・・・!
      バックの中に入ってください」
ほしぐもちゃん「ぴゅい!」(バッグの底から出る)
バカーリエ「あっ、ほしぐもちゃんったらまた・・・!誰かに見られたらどうするんですか・・・!
      バックの中に入ってください」
ほしぐもちゃん「ぴゅい!」(バッグの底から出る)
ハウ(バッグの底にデカい穴が開いてるの、気付かないのかなー)


ほしぐもちゃん「ぴゅい!」(ぼのぼのSE)
しまっちゃウーリエ「あっ、ほしぐもちゃんったら・・・!誰かに見られたらどうするんですか・・・!
          さあ、悪い子は、どんどんしまっちゃおうねー」
ほしぐもちゃん「もうだめだぁ~・・・」


ほしぐもちゃん「ぴゅい!」(小さな棺から出る)
AZーリエ「ほしぐもちゃんが蘇ったああああああああああああ!!!!」
ほしぐもちゃん「ぴゅう・・・」


















ポケットモンスター XY





主人公:たま(女の子)

*この記事はポケットモンスターサン・ムーンのネタバレが含まれています。
 まだ未プレイでネタバレ見たくない方は閲覧をお控えください。

過去のポケモンプレイ日記一覧:http://kon.3rin.net/Entry/281/


拍手[1回]





リリィタウンに戻ると、目の前の広場にはククイ博士が笑顔でこちらに手を振っていた。

ククイ「おお!タマ!島キングは・・・居なかったようだが、助手に会ったんだね!」

助手?もしかしてこの子、ククイ博士の助手なのか。

ククイ「では改めて紹介しようか!こちら、僕の助手!」
リーリエ「えっ、あっ、はい・・・リーリエと申します」
ククイ「リーリエが出会ったのが昨日アローラに来たばかりのタマだよ!
    色々教えてあげてよ!」

え?じゃあ今日のパンツの色教えt・・・げふん。

リーリエ「ククイ博士のお知り合いなのですね。
     ・・・よろしくお願いします」

お互い自己紹介をしていたら、外野がやけに騒がしくなった。

村人A「我らの島キング、ハラさんのお帰りだー!」
村人B「守り神に選ばれた男!」
村人C「アローラでも名うてのポケモン使い!」

観衆の中から現れたのは、これまたガタイの良い太っ腹なオジサンだった。
この人が島キングのハラサン・・・マジで島キングっぽさが半端ない。ククイ博士の言った事は正しかったんだ。

ハラ「何かありましたかな?」
ククイ「ちょっと・・・ハラさん、どこに行ってたんですか?」
ハラ「島キングですからな。島の問題が起これば解決に行きますな」

凄いな、島キング。完全に村長的な感じじゃないか。

ハラ「で、リーリエ。何かありましたかな?
   何やらカプ・コケコの飛ぶ姿を見かけましたが」
リーリエ「あの、ハラさん・・・。
     吊り橋の上でオニスズメさんに襲われていた、この子をこちらの方に守ってもらいました。
     でも、吊り橋は崩れ・・・谷底に落ちそうになり・・・。
     そこを島の守り神さんに助けて頂いたのです」

今思うと、カプ・コケコに助からなかったら、
あたしとほしぐもちゃん、あの世に無銭トレード受けるところだったな・・・。
サンキューコッケ。もしもう一度会えたのなら好きなもんご馳走しよう。
ていうか普通にほしぐもちゃんの事、話して大丈夫なのか?
でもまぁ、話さなくてもこの二人、察しが良さそうだしな。

ククイ「おぉ!そいつは凄いぜ!」
ハラ「ほう!守り神と言われるも気まぐれなカプ・コケコの心を動かしたのですな!
   ククイよ、素晴らしい事ではないか!
   勇気と優しさを持つ彼女にポケモンを託すからトレーナーになって貰いたいぞ!」

マジかよ。あたし、完全にペットを貰う感覚で来ちゃったのに、
そんな事言われると罪悪感が半端ないんだけど。
あたしがポケモントレーナー・・・。
今までポケモンに無関心だったあたしにトレーナーになって貰いたいとは中々キツイものがある。

ハラ「はじめまして、メレメレの島キング、ハラと申します。
   ようこそ、アローラへ!ククイから君の事は聞いてました。
   お会い出来て嬉しいですな!
   よーし、ポケモン達。顔を見せるのですぞ!」

えっ、マジ!?もうご対面!?

ハラサンは3つのモンスターボールを壇の上に優しく放った。
3つのモンスターボールからはこれまた可愛らしい3匹のポケモンが出てきた。




モクロー「もふぅ!」
クルクル




ニャビー「にゃぶ」
ピョン




アシマリ「あしゃま?」
パタパタ

ハラ「どのポケモンを選ばれますかな?」

成程。この3匹から1匹だけ好きなのを選べという事だな。
んー、どのポケモンも中々可愛らしいな。どれもキュートさは抜群だ。
はて、どうしたもんじゃろのぅ・・・。
あたしは深く悩んでいた、その時だった。
頭の中から声が聞こえた。

???[・・・好きです]

!!??

???[大好きですっ!]

はぁい!??

???[大好きに・・・なっちゃったから・・・私を・・・選んで・・・!]

え?え?何かテレパシー能力が発動してる!?
死に能力だと思ってたのに、今日に限ってめっちゃ発動してるとか、どうなってるの!?
明日アローラ全域に雪降るんじゃね!?つか誰だ!?

あたしはふと3匹を見た。
・・・明らかに様子がおかしいポケモンが一匹居た。
めっちゃ尻尾振ってる。
めっちゃウズウズしてる。
めっちゃ迫真の目で見てる。
そしてめっちゃ頬が赤い。


ポケモンが恋に落ちる瞬間をはじめて見てしまった(ハチクロ感)


こいつは驚いた。まさかいきなり告られるとは。
しかもポケモンで、しかも初対面で、だ。そして最初から好感度MAX。
更に言えば一人称からして恐らくメスだろう。そんなメスの子がメスのあたしに惹かれている。
一体、このレズポケモンはあたしの何を惹かれてしまったのか。分からない。全く分からんぞ・・・。

タマ「えっと・・・では、この子で・・・お願いします・・・」
ハラ「炎タイプのポケモン、ニャビーになされますかな?」

あたしは思わず恋に墜ちてしまったニャビーを選んでしまった。
これはもう仕方ない。ココまで告白されてなお無視する程あたしは鬼畜じゃない。

ハラ「お互い選び、選ばれてこそ真のパートナーといえますな!」

こうして、あたしはハラサンの指示に従い、壇上に上がりニャビーと向かい合わせに立った。
えっと・・・ハラサン?このシチュエーションは一体・・・。

ハラ「それでは、ニャビーは君を選ぶのか見ましょうぞ!」

どうやらニャビーはあたしを受け入れてくれるのか試すそうだ。
ポケモンにも選択肢を与えるか。だが、それは多分無意味なんじゃないかなー・・・なんて。
いやだって、あのニャビー、もうあたしに向かって飛び上がってるもの・・・飛び上がってきている!?

ニャビー[わああああああい♪]

また声が聞こえた。とても喜んでる声が。
あたしはめっちゃ慌てつつ、飛んできたニャビーを受け止めた。ナイス反射神経。

このニャビーがあたしに選ぶかどうかは見ての通りだった。
満面の笑みであたしを見つめるニャビー。めっちゃ尻尾を振りまくるニャビー
これを見て、ニャビーはあたしを認めてないだろうと思う人は居なかった。

ハラ「おお!ニャビーもタマを認めましたな!」
ククイ「お互いを認め合った君達は永遠の友達だぜ!!」

博士・・・この子、友達という関係を軽く超えてしまってるんですが、それは・・・。

リーリエ「ニャビーさんですね」
ほしぐもちゃん「ピュイ!」

ってほしぐもちゃん出してるゥー!めっちゃ笑顔で外に出してるゥー!
え?いいの?後ろに村人達が居るんだけど。楽しそうに雑談しているんですけど。
秘密という話は何だったの?隠さないとまずい存在じゃなかったの?

リーリエ「もう!はしゃいで・・・。
     ハラさんや博士がいらっしゃいますので、
     何かあってもあなたを守ってくださいますけど、普段はバッグに居て下さいね。」

・・・実はそんなに重大な事でも無かったのかな?
一緒に居る博士はともかく、ハラサンも存在知ってそうだし、あたしの思い過ごしだったんかな。

リーリエ「いいポケモンさんですよね。大切にしてあげてください」

そりゃもう。貰ったからには大切にするよ。
・・・多分、ママの方が大事に世話するだろうと思うけど。

ククイ「よーし!これでタマも今日からポケモントレーナーだぜ!
    僕からも素敵なプレゼントだ!」

ククイ博士から液晶の形がめっちゃ奇妙すぎる変な機械を貰った。

ククイ「ポケモン図鑑は出会ったポケモンを自動的に記録するハイテクな道具なんだ!
    君がパートナーにしたニャビーも記録されているよ。チェックするといいぜ!」

これが巷で噂のポケモン図鑑・・・。何か想像したよりも変なポケモン図鑑だ。
これをカントーで様々な伝説を残したあの人が持ち運んでると想像すると中々のシュールだ。

更にククイ博士からパスポートみたいな物を貰った。
トレーナーパスか・・・。これで晴れてあたしもトレーナーの仲間入りか。
全く望んでもいないし、めでたくも無いけどな。

ククイ「タマ!早速新しい友達をお母さんに紹介するかい?」

そうだなー。ポケモンラブのママは絶対喜ぶだろうし、一旦家に帰るか。
というか、あたしの体が涼しい世界を望んでいる。
もう限界。こんな暑さ、もう耐えきれない。さっさと家にGO!GO!



???「なーなー、ポケモン勝負しよーよー」


オ゙オ才オオ゙オォ゙ォォォ゙ォ゙ォ゙ォ゙・・・


早足で家に帰ろうとした途端、トレーナーらしき褐色の男の子にポケモン勝負挑まれた。
凄い・・・全くの初対面の女の子にポケモン勝負を挑ませるなんて・・・。
これがポケモントレーナー・・・なんてコミュニケーションの塊をしてやがるんだ。
というか頼むから今はどいてくれ。家があたしを呼んでいる。
涼しい環境があたしの全細胞が求めて居るんだ。だからポケモン勝負は後にしてほしい。100年後に。

少し文句を言おうとしたら、さっきまで広場に居たハラサン達が来た。

ハラ「はっはっは!急ぐでない。名前も言わずに勝負もあったものではないな」

成程。せっかちさんでしたか。
ただ単にコミュニケーションという種族値がカンストしてた訳じゃ無かったか。

ハウ「俺ねー、ハウ。島キングの孫!
   でねー、モクローがパートナー!」

へぇ。ハラサンの孫なのか。確かに髪型とか似てるな。

ハウ「ねー、君のニャビーも凄くかっこいいなー!!」
タマ「カッコイイというか可愛いと思うけど・・・。
   てか、もしかしてポケモン好き?」
ハウ「うん!だからねー、ポケモン勝負しよー!
   君が来るの待ちきれなくてー。あちこち探してたんだー!」

アカン。この子、脳がバトルに染まりきってる。
これはバトルを避けるのは困難な・・・

リーリエ「私・・・ポケモンさんが傷付く勝負はちょっと苦手ですが・・・応援しますね」
ククイ「おお!初めてのポケモン勝負だね!
    ポケモンの技を繰り出し、勝ち負けを決めるんだぜ!!」
ハラ「孫の相手をお願いできますかな。がっぷり4つの勝負を期待しますな!」

OK。君達の言い分は十分伝わった。
この戦いはもう避けられないという訳だな。ファッキン!!

ハウ「よーし!楽しんじゃうもんねー!!」
ハラ「では、ポケモン勝負、始めませいっ!!」

こうして、不本意ながらあたしのトレーナーデビュー戦が幕を開けた。



get ready! battle!


  タマ  vs  ハウ(ポケモントレーナー) 

カマタ(ニャビー♀)Lv5 vs モクロー♂ Lv5 

相手はモクローハラサンが言うには確か草タイプだったよな。
バトルの基本は本で読んだことがあるから大体は分かる。
そしてこの勝負はあたしが非常に有利だという事も分かる。

カマタ[わくわく・・・どきどき・・・]

そういやニャビーもといカマタもこういう勝負は初めてだったりするのかな。
だとすれば、飼い主としてはぜひ勝たせてあげたいな。

あたしはカマタに指示を出した。

カマタ[タマちゃんからののある指示・・・!
    よーし!モクロー!燃えなさいっ!!]

・カマタ:ひのこ 効果は抜群だ!体力を半分減らした!

カマタが繰り出した炎の技がモクローを襲った。
大方の予想通り、効果は抜群のようだ。
・・・でも愛を与えた覚えは無いんだけどな・・・。てかタマちゃんって・・・。

・モクロー:たいあたり 4ダメージを与えた。(16/20)

モクローも負けじとたいあたりで攻めてきた。
だが、そこまでダメージを負わなかった模様。これはもう勝ったのも当然だな。
あたしは再び、カマタに同じ技を指示した。

・カマタ:ひのこ 効果は抜群だ!モクローは倒れた!


victory!               defeat...
カマタ(ニャビー♀)Lv5 vs モクロー♂ Lv5




初  戦  勝  利

ハウ「うっわー!すげー!」

明らかに負けが見えていたのにも関わらず、ハウはめっちゃ楽しそうにはしゃいでいた。
というかバトル中、めっちゃ楽しげにやってたな。
やはりこの子、結構なバトル脳では・・・。

ハウ「えーっと、タマだっけー?君のニャビーもかっこいいなー!!」

だからかっこいいじゃ無くて(ry

ハウ「よーし!明日頑張る!!」

明日・・・?そう思ったその時、バッグの中に入っていた輝く石が光放った。

ハラ「ぬお?タマ・・・お持ちの輝く石を見せて頂けるかな?」

あたしはバッグの中から輝く石を取り出し、ハラサンに渡した。

ハラ「・・・なんと・・・!」
ハウ「じーちゃん、それってもしかして・・・」
ハラ「そういえば、タマはカプ・コケコに助けられたと・・・」
タマ「そうっすね」
ハラ「成程・・・。石まで貰うとはなぁ・・・!
   君はアローラに来るべくして来たのかもな。
   タマ!石はちょいと預からせてもらいます。なあに、明日返しますから」

返して貰えるなら別にいいんだけどね。
というかあの石、結構重要なモノだったりするのか。

ハラ「君にはトレーナーの才能がありますからな!
   ぜひ、明日のお祭りに参加してくだされ!」

お祭りか。あんまり騒がしいのは好きじゃないんだけどな。
てか、ハウが言ってた明日頑張るってお祭りの事を言ってたんだな。
なんかやるのかね?



その後、ククイ博士リーリエちゃんと一緒に家まで送り、二人と別れた後に家に入った。

ママ「おかえり、タマ!
   ねぇねぇ、どんなポケモン貰ったの?みせてみせて!」
カマタ[あ、あ、もしかして・・・タマちゃ、じゃなくてタマさんのお母様ですね・・・!]

なにを改まっているんだこの子は。

ママ「わあ!ママときめいちゃう!!ねぇ、どうしてこの子にしたの?」

え!?えっと、それは・・・。理由があまりにも特殊すぎて・・・。
か、可愛いからかな(震え声)

ママ「そうね!この子、可愛くてかっこいいのよね!
   あなた達すっごくお似合い!見ているだけで嬉しくなっちゃう」
カマタ[そんな・・・!お似合いだなんて・・・っ!
    そ、そりゃ婚約者だし・・・うん、と、当然だもの!]



いつから君と婚約したのさ。


こうして、あたし達の家に新たにニャビーことカマタが加わったのであった。
・・・なんていうか、今後が不安だ・・・。色んな意味で・・・。







■□■ 手持ちポケモン ■□■





■□■ 捕まえたポケモンとNN元ネタ ■□■

・カマタ:ニャビー♀ 蒲田(現地名)



■□■ 2話までの感想 ■□■

やっぱりエーテル財団、悪の組織じゃないか!!

いや、もしかしたらマグナゲートのサザンドラルートもあり得るかもしれない。
いや、それを付け狙ってからのコノハナルートもあり得るぞ。

という訳で始まってしまいましたポケモンサンのプレイ日記。
今回の御三家はニャビーに決めましたが、後に他の2匹もパーティに入れたいと思います。
一応旅メンバーは御三家含めて4匹決まってますが、後の2匹が非常に悩ましい。
候補が結構居るので、進行中に決めておきたいかと思います。

そして今回のNNは普段通り適当・・・ではなく、大田区に所縁のある名所、人物名に統一しています。
主人公の名前も多摩川から来ています。

それにしても1話と言い、今回はかなり文字の容量が多い。
当初、2話目はゼンリョク祭りまでやるつもりでしたが、
文字数が12000字まで膨れ上がり、結局2話ずつ分ける事になりました。
別にゼンリョク祭りまでやっても良いんですが、あまり内容が長すぎるのも良くないと思い、
今回の判断に至りました。

はて、今作は何話まで続くのやら・・・。



■□■ 元ネタ一覧 ■□■

・GAME OVER - PRESS 'R' TO TRY AGAIN -(1話)
I WANNA BE THE GUYにて。
ゲームオーバー画面

・ポケモンが恋に落ちる瞬間をはじめて見てしまった(ハチクロ感)
ハチミツとクローバーにて。
主人公竹本祐太がヒロインの花本はぐみに恋をした瞬間を目撃した真山巧が感じたセリフ。

・get ready! battle!(2話)
ハナヒメ*アブソリュートにて。
バトル開始時の掛け声。

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