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おはようからおやすみまでピカチュウを見つめる とあるピカチュウ好きのブログでお送りします 
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主人公:ピカピ(ピカチュウ)
相棒:お嬢(ツタージャ♀)

・この日誌はひたすらギャグ要素に突っ走ってますので、ネタだらけのポケダン日誌は嫌だと思う方は閲覧しない事を勧めます
 当然ですがネタバレも含まれますので、未プレイの方は要注意

・現在の縛りは以下の通り
○冒険中は主人公は技が使えない(単独行動、ボス戦は除く)
 飛び道具の使用はフロア毎に5コのみ
○電気技禁止(単独行動、ボス戦も含む)




拍手[3回]



25話:こおおおおおえがああああああああああ きいいいこおええるううううううううううううう

大氷河での大冒険を無事に終え、宿場町に戻った後、
宿場町の住民とパラダイスの仲間達と共に食堂で冒険の話題で大いに盛り上がった。
深夜になると酒も回り出し、食堂はあっという間にカオスと化していった。

そんな宿場町、そしてポケモンパラダイスにまた新しいあさ・・・ではなく、ひるが来た。

ピカピ「うぇっぷ。気分悪い・・・。しかも酒の臭いがまだ残ってる・・・。コレが二日酔いか・・・。
    つか、深夜辺りから全く記録が無いんだけど・・・。
    まさか私が酒を飲んだら記憶が飛ぶタイプだったなんてな・・・びっくりぽんや」

それ以前に私、未成年なんだけどな。なんで飲んでしまったのか。
ってかポケモンの年齢に酒は関係無いのかしら・・・?
そう考えていると、隣に寝ていたお嬢が起き上がった。

お嬢「・・・ううん・・・おはよ・・・ピカピ・・・」
ピカピ「よう、おはよう・・・ってお嬢、君も酒臭いな。君も酒を飲んでしまったのな」
お嬢「ピカピに無理矢理お酒を浴びられたせいだよ・・・。
   って、もしかして覚えてないの?」
ピカピ「そ、そうみたいですね・・・」
お嬢「嘘・・・あれだけ大胆に駄々を・・・いや、思い出さない方がピカピの為だと思う・・・うん・・・」

ええ・・・(困惑)
一体深夜に何が起きたというんだってばよ・・・。

お嬢「ま、まぁ、深夜の事はともかく、昨日はすっごく楽しかったよ。
   まだ眠いけど、いい加減起きなくちゃね・・・。
   今日もがんばろ・・・」

私達はそれぞれ目を擦ったり、欠伸をしながら外に出た。
外に出ると何処からか、エモンガの声が聞こえた。

エモンガ「おーい!お嬢~!」
お嬢「あれっ?今のはひょっとしてエモンガの声・・・?
   でも姿が見えないけど・・・」
エモンガ「お~い!こっちだよ、こっち~!」
お嬢「んっ?後ろから声が!
   分かった!家の裏側に居るのね!行ってみよう!」

・・・んん?それ以前にエモンガの声ってあんなんだったか?
いつものエモンガの声は正統なショタ&ショタなイメージが・・・。

私達は家の裏に回ろうとしたら、今度は別の方向からエモンガの声が聞こえた。

エモンガ「へへへっ、そっちじゃないぜ~!こっちだよ~!」

・・・ああ、成程。そういう訳か。
エモンガさん、早速"アレ"を使いこなしていますね・・・。

お嬢「今度は向こうか!なんか逃げ回っているみたい。
   私達をからかっているのかな?」
ピカピ「さぁね?」

けど、お嬢の反応も面白いし、エモンガのやんちゃっぷりに萌えるから、このまま黙って翻弄されておくか。

エモンガ「逃げ回っているだって?フフフッ、やだなぁ~。
     逃げ回っているのとはちょっと違うんだよなぁ~
     じゃあ、これでどうだい?」
エモンガ「ハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」
エモンガ「ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ!!」
エモンガ「フフフフフフフフフフフフフフフッ!!」
ピカピ「うわーぁ、なんなんだーぁ、これはーぁ」(棒)
お嬢「わわっ!あちこちからエモンガの声が!
   まるでエモンガが沢山いるみたい!」
ピカピ「えっ、何その萌え死にそうな展開」(本音)
エモンガ「ヘヘヘヘッ!参ったか!これぞエモンガ秘伝、分身の術だ!
     フハハハハハハハハッ!!」
お嬢「ううっ・・・いつの間にこんな術を・・・。
   私達が大氷河に行っている間に特訓でもしたのかな・・・?」

お嬢の発言に思わず吹き出そうとなったが、何とか堪えた。おもしろすぎか。

エモンガ「フハハハッ! フハハハハハハハハハハーーーーッ!

・・・さて、いい加減お嬢が可哀想になってきたし、
エモンガもどこぞの狂気のマッドサイエンティストみたいな笑い方をしてきたので、そろそろネタ晴らしに行くか。

お嬢「ど、どうなってるの・・・ってピカピ?どうしたの?」

私は無言で今居る所の西側に回り込んだ。
お嬢も慌てながら私について行った。
家の西側に行くと、そこには一つのフリズムが地面に置いてあった。
やっぱりな(レ)

お嬢「あんなとこにフリズムか!」

フリズムからは音が今もなお鳴り響いていた。

『見たか!俺の分身の術を!フハハハハハハハハハハーーーーッ!』

ピカピ「お嬢刑事。これが今回の事件のカラクリですぜ・・・」
お嬢「フリズムからエモンガの声が・・・。
   ・・・という事は・・・」

私達は南側に少し歩いた。
そして、そこにも一つのフリズムが地面に置いていた。

お嬢「やはり、ココにも・・・」

お嬢は無言で家の入口前に行った。
ああ・・・これはツルのむちで縛られるパターンですね・・・。
ご愁傷様、エモンガ。骨は拾ってやるよ・・・。

私はお嬢について行くと、そこにはエモンガがフリズムを手に呟くように喋っていた。

エモンガ「どうだ?参ったか?不思議だろう?全くカラクリが分からないだろう?」
     フハハハハハハハハハハーーーーッ!」

お嬢「・・・・・・ねぇ」

エモンガ「ッハ!?お、お嬢!!・・・や!やぁ・・・」
お嬢「やぁ・・・じゃないよ!何やってんの!?」
エモンガ「い、いや。お土産に貰ったフリズムがあまりにも楽しくてさ。
     色んな使い道があるな~って思って・・・んで試してみてたんだ・・・。
     ま、まぁ、それもこれも・・・お嬢達が大氷河の冒険を無事成功させたお陰だよ!
     良かった!良かった!ハハハハハーーーーーーーーーッ!!」
お嬢「ったくもう・・・。でも、有難う。
   エモンガが留守番してくれたから私達も冒険出来たんだし」
エモンガ「へへっ、分かってるじゃねぇか」

優  し  い  世  界
これはドテッコツに説得してみせたぐう聖お嬢ですわ・・・。

しかし、何だろうな・・・この納得がいかない感じは。
エモンガのこの悪戯っぷりは、確実にしばかれるパターンだと思ってたんだけどな・・・。
アレかな。私とエモンガとの立場は全く違うって言う事か。
もし、エモンガじゃなく私が同じ事をやってたら、問答無用でムチに縛られて地面に叩き付けられたところだっただろう。
結局は印象の違いと言う訳だね!成程ぉ!!泣くぞぉ!!??

お嬢「そうだ。留守番と言えば・・・留守中、こっちで変わった事は無かった?」
エモンガ「変わった事?そうだなぁ・・・。
     留守中、ボランティアの仲間も増えたし、新しいエリアも開拓したし・・・。
     あっ!あと宿場町でも少し話題になってたけど、たまに光が昇っていく事が・・・」
お嬢「光が・・・昇っていく・・・?」
エモンガ「ああ。遠くの方で光の玉が空高く昇っていくのが見えたんだ。
     ハーデリアに聞いても今まで見た事無いって言うしよ。
     ありゃ何だろう?って皆で話し合ったんだけど・・・てんで、分からねぇんだ」
お嬢「光の玉・・・ねぇ・・・」
エモンガ「特に丘の上からだとよく見えるぜ。
     結構頻繁に昇ってるようだから、その内ピカピ達も見る機会があるんじゃないかな。
     変わった事はそれぐらいだな」

光の玉か・・・。それはぜひ見てみたいものだね。

エモンガ「じゃあな」

エモンガはそう言って立ち去ろうとしたが・・・。

エモンガ「あっと!フリズムを忘れてた!
     じゃ、じゃあな・・・」

エモンガは地面に置いていたフリズムを拾いながら去って行った。

お嬢「エモンガって結構お茶目なのね。でも、あんなに喜んでくれて良かった!
   まぁ、フリズムは楽しいけどね。私も一つ、お宝にしちゃったし」

そう言って、お嬢は自分のフリズムを手にした。
実は私も一つ、頂戴しちゃったんだけどね。

ただ、それだけじゃなく、エモンガはその喜びをこっちにも伝えたかったのかもしれないね。

そんなこんなで、今日からいつもの生活が始まったのであった。



その日の夜。
私は久しぶりにあの不思議な夢を見ていた。
暫くすると、私にこの世界を呼び寄せたと思われるあの声が聞こえてきた。

『ピカピ・・・さん・・・』

『聞こえ・・・ますか・・・?』

『ピカピさん・・・』

・・・!!前より聞きやすくなってる!ホモ特有の難聴じゃないよね?
あと少しで声が聞こえそうだけど・・・残念だ。また意識が途切れてしまう。



そして翌朝。
夢から覚めた私は早速、昨晩見た夢の事をお嬢に話した。

お嬢「・・・ピカピ!それって・・・!
   やっぱり波長が合ってきてるのよ。
   それじゃきっと、もう少しではっきり聞こえるようになるんじゃないかな」

成程。となるとムンナを救う為の準備もそろそろ始めた方が良さそうだな。

お嬢「たしか、ピカピが言うにはそのポケモンってムンナって言うんだよね?
   もし、そのポケモンの事が分かったら助けに行こ。私も一緒に行く。
   この世界にピカピが呼ばれた理由を私も知りたいしね。だから協力させてね!」
ピカピ「うむ、頼りにしてるで」


そんなこんなで今日も依頼を受けにパラダイスセンターに寄ろうとした。
だが、家に出た途端、お嬢は私を呼び止めた。

お嬢「ねぇ、ピカピ。ちょっといい?」
ピカピ「ん?なんだい?」
お嬢「さっきの夢の話を聞いて少し思った事があるんだけど・・・。
   ピカピが何でポケモンになったのかは分からないけど・・・
   多分、何かしらの役目とか意味があって、この世界に来たと思うの。
   だから、ピカピはそれを探すべきだし、やり遂げるべきだと思う」

役目か・・・。
この世界に来る時、あの夢の中の声に頼まれたんだったな。
まずムンナを助けて、そして、この世界を救ってほしい・・・だったね。

・・・もうこの世界に来てから一ヵ月程経つけど、
正直、未だに世界が危ないとか、そんな感じは全くしないんだけどなぁ。
今もなおポケモン達との間がキズキズしているところもあるけど、それ以外は至って平和だしな。
本当にこの世界に危機が訪れるものなんかね?今のところムンナの方が深刻だと思うんだけどな。

お嬢「でも・・・もしも、それが終わったら・・・ピカピが自分の役目を果たしたら・・・
   ピカピはやっぱり・・・人間の世界へ帰る事になるのかなぁ・・・?

・・・・・・ああ。そうか。そういえば、そうだよな・・・。
もし、自分の役目を終える事が出来たら、この先どうなるか全く想像していなかった。
ずっと今と近い未来の事だけ考えてたしな。
もし、仮に私の使命を果たせる事が出来たら・・・やっぱり元の世界に帰らなければならないのだろうか・・・。
お嬢達と・・・わかれ・・・・・・・・・うん。


・・・正直、私にも帰るべき場所がある。


ピカピ「・・・ゴメン、それは分からないとしか言い様が無いわね・・・」
お嬢「そっか・・・。ピカピにも分からないか・・・」


あの世界には私のことを待ってる人やポケモン達が居る。
私に大切に思ってる者、そして私の事が好きな者だって居る。


お嬢「・・・・・・。ねぇ、ピカピ・・・。
   どうなるか分からないのなら・・・私は・・・」


だから私は、自分の役割を果たして、私が居なければならない場所に帰らなければならない。


だけど・・・・・・。


お嬢「私は・・・ずっと一緒に居たいな!
ピカピ「・・・!?」


・・・・・・。


お嬢「約束して欲しいな、ピカピ!
   これからもずっと一緒に居ようよ!」


もう、どうしようもない。
どうしようも出来ない。

私は・・・私は・・・・・・。


ピカピ「あ・・・お、おう。
    そ、そこまで言うんだったら・・・・・・うん、一緒に・・・居てやろう・・・じゃん・・・・・・」


この世界のポケモン達の事が。

チーム【アイリス】の事が。

・・・お嬢の事が。


自分の世界の人達と同じように好きになってしまった・・・。


お嬢「ホント!?やったぁ!!
   私、嬉しいよ!有難う!ピカピ!」


お嬢は満面の笑みを浮かべながら、ピョンピョン跳ねながら喜んだ。

ああ・・・やってしまった・・・・・・。
お嬢があまりにも無邪気にお願いされるもんだから・・・ついつい約束してしまった・・・。
もう、私の馬鹿!!アホ!!笠原将生!!体型マツコDX!!

お嬢「有難う、ピカピ!これからもよろしくね!」


こうして、私はココに居るという、いつ破るか分からない約束をしてしまった。
私の役割が終わったら元の世界に帰る・・・そんな可能性があるかもしれないのに。

恐らく誰でも想像出来るかと思う。
この先、この約束が後悔として残ることを。



次の日の朝。
いつも元気なお嬢に対して、私は少しセンチメンタルになっていた。
というか、昨日の事を未だに引きずっていた。
あああ・・・なんつー約束を・・・私の頭清原和博かよ・・・。

思わず頭を抱えそうになるが、お嬢に心配されまいと真顔で外に出ると、そこにはエモンガの姿が。

エモンガ「あっ!ちょうど良かった!」
お嬢「どうしたの?」
エモンガ「前に話したよな?光が空に昇っていくって話。
     それが今、見られるんだ」
お嬢「ホント?」
エモンガ「ああ。丘の上で見られるぜ。俺もさっき見てきたところだ。
     お嬢達も行ってみるといいぜ」
お嬢「分かった。ピカピ、行こ!」


私達は宿場町の丘の上へと向かった。
丘の上には既にワシボンコアルヒーが居た。
私達は丘の頂上に立ち、エモンガが言う空へ昇る光を探した。

お嬢「えーと・・・どこかな・・・?
   ・・・・・・あ、あった!
   ピカピ!あそこにホラッ!光の玉が見えるよ!」
ピカピ「ふむ、どれどれ・・・」

お嬢が指さした先には、確かに空に昇っていく光の玉が見えた。
距離的にはかなり遠いところにあるみたいだった。

お嬢「・・・なんか・・・空中に止まってるように見えるよね?
   エモンガは空を昇っているって言ってたけど・・・」
コアルヒー「間違ってねぇぜ。あの光は上へ上へと昇ってる」
ワシボン「凄くゆっくりとな。動きが物凄く遅いせいで止まって見えるんだ」
お嬢「そうなんだ。綺麗だし、何か神秘的な光景ね」
ワシボン「確かに綺麗だよな。まぁ、そうなんだけど・・・」

何故か、ワシボンは途中で言葉を濁した。

お嬢「ん?だけど・・・?」
ワシボン「い、いや。これは考えすぎかもしれないんだが・・・。
     俺はこの町に生まれてからというものの・・・あんなものは今まで一度も見た事がない。
     それがここにきて、こうも頻繁に見せられるとよ・・・。
     なんだか・・・不安になるんだ・・・」
お嬢「不安・・・?」
コアルヒー「よく言わないか?何かの前触れとかって?
      何かよく分からない現象なだけに・・・不吉な予兆が・・・
      良くない事が起こりそうな気がしてならないんだよなぁ・・・。
      考えすぎかなぁ・・・」
お嬢「不吉な予兆ねぇ・・・」
ピカピ「・・・」

何でだろうな・・・。こういう時って大抵いつも
「ファーwwwwwwwま~たあへあへネガティブマンがご登場しよったwwww」とか
「お前の頭自体が不吉なんだよ!不吉が移るから近づかないで!(頬バシーン)」とか馬鹿にしてたんだけどな・・・。
あの光を目の当たりにしてから、何故か寒気が止まらない。
私はあの光が怖いって思ってる?ただゆっくりと昇っていくだけの光の玉を・・・。

・・・駄目だな。ココんところ病みがちだから、色んな方面でネガティブに考えてしまうな。
・・・お嬢にはあまり心配させたくないし、この事を考えるのはやめよう。

私達は暫く空に昇っていく光の玉を眺めていた。
ちなみに去る時には、最初に見た時より少しだけ空に昇っていくのが分かった。
それにしても、あの光の玉はどこに向かうつもりなんだろうなぁ。



その日の夜。
私はまた、あの不思議な夢を見た。
そして、またあの声が聞こえてきた。


『・・・・・・・・・さん・・・』


『ピカピ・・・・・・さん・・・・・・』


???「聞こえ・・・ますか・・・?」


???「ピカピさん!!」


・・・来た。ついにこの時が来た。
とうとう声がよく聞こえる様になった。
随分と待たせちゃったけど・・・ようやく君の声が聞けるようになったわ。

???「・・・!よ、よかった~!やっと・・・やっと通じた~!ピカピさん!」

はい。突然君に呼ばれてこの世界にやってきたワタシはピカピ。よろしくね!

???「・・・えっと、もしかして私が誰なのか、気づいてます・・・よね?」

・・・ゴホン。
君はアレだよね。すげーおっかない奴に追われてたあの・・・

ムンナ「・・・はい!ムンナと申します!」

ふむ・・・。今ココで会話が出来てるという事は・・・無事に逃げ切ったと言ってもいいかしら?

ムンナ「はい・・・なんとか。まだ追われていますが・・・」

そうか創価。とりあえず無事でなりよりだね。

ムンナ「はい。でも大分疲れが・・・・・・。
    サザンドラの追走が激しくて・・・」

ふむ、サザンドラってドラゴンタイプと悪タイプだからね。
エスパーの君からしたらおっそろしい相手だもの。逃げるのも当然だね。

ムンナ「・・・・・・あれ?さ、サザンドラをご存知・・・なんです・・・?」

・・・?
う、うむ。私が居た世界にもサザンドラはごくたまに居たわよ。

ムンナ「そ、そうなんですか・・・・・・・・・。
    それは・・・大変そうですね・・・」

まぁ、友達でもある私のポケモンは無敵だからサザンドラなんて雑魚も当然なんだけどね。
ただ私自身がポケモンになってそれに挑むとなると・・・正直無理ゲーだね。

ムンナ「・・・・・・」

おっと、話を逸らしちゃったね。

ムンナ「・・・あっ!いえいえ!」

んで・・・そのサザンドラってポケモンはどうして君を襲っているのかしら?

ムンナ「はい・・・それについて詳しく話をします。
    ピカピさんもご存知の通り、サザンドラは3つの恐ろしい頭を持ち、
    その頭で目の前にあるものを全て食べ尽くし、破壊の限りを尽くすポケモンです」

ギャラドスかな?

ムンナ「・・・ギャラドスの凶暴さと、あのサザンドラの凶暴さは全く比べものにならないです。
    それで、サザンドラが各地で破壊しているせいで世界のバランスが崩れ始めました。
    このままだと、いづれ世界に危機が訪れます。
    あのサザンドラは自分さえよければいいと思っているんです。
    世界がどうなろうが知った事では無いと・・・・・・。
    なんとかしたいのですが、サザンドラはあまりにも凶暴で・・・。
    誰にも止める事が出来ません」

ええ・・・(困惑)
私が思ってる以上にサザンドラがめっちゃラスボスやってるんですけど・・・。

ムンナ「何とかしたいのですが、サザンドラはあまりにも凶暴で誰にも止めることが出来ません。
    仕方なく私は・・・人間の世界に助けを求めました。
    私は人の夢の中に入ることができるんです。
    そして私が入った夢というのが・・・ピカピさん、あなたの夢だったんです。
    私はピカピさんに必死に呼びかけました」



『もしかして、あなたは・・・・・・人間なんでしょうか?』



『・・・もし、そうであればお願いです。私達を助けて欲しい・・・』

『ポケモンの世界を助けてほしいのです』

1話:私が、この私こそがピカチュウだ より)


ああ、そういえば私の素晴らしいボケをスルーしたんだっけか、君。

ムンナ「え?ボケ・・・?何のことです?」

・・・・・・あー、うん。いや、何でもないわ。
話を続けて、どうぞ。

ムンナ「えっと・・・それでピカピさんに助けを呼んだと同時に、
    私が助けを求めている事をサザンドラに気づかれてしまって・・・。
    そして私は追われる事になってしまったのです」

成程ね。それでムンナはそれ以降、ずっと追われ続けていた・・・と。

ムンナ「はい・・・。まだなんとか逃げ回っていますが・・・もう大分疲れが溜まってきていて・・・。
    このままだと、いつかは・・・」

ふむ。それで?ムンナは今どこに居るん?

ムンナ「・・・えっ?も、もしかして・・・助けてくれるんですか!?」

当たり前だよなぁ?
助けを求めてるポケモンを放置する程私は悪魔じゃないわ。むしろ助けにすっ飛んでいくわ。
それに・・・チーム【アイリス】は困ってるポケモンが居たら見過ごさないのがポリシーだしね。

ムンナ「!!あ、ありがとうございますっ!!
    私は今、ゲノウエア山と言う、森に囲まれた火山のふもとにいます。
    すみません!助けてください!」

おう。助けn

ムンナ「・・・うあっ!き、来た!あいつです!!
    すみません!夢から離れます!では!!」

え、ちょ、マジか!?
が、頑張れムンナ!負けるなムンナ!そしてニッポン!!

チーム【アイリス】はリオオリンピック、パラリンピックで出場する全日本代表を応援してまあああああす!!!
のわああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!



【26話:ムンナを探して三千厘 に続く】



■ チーム『アイリス』主力メンバー

○ピカピ(ピカチュウ) ♀ Lv.32 持ち物:かいふくリボン 
 HP:106 攻撃:46 防御:45 特功:61 特防:50
 技:ねこだまし、でんこうせっかⅥ、たたきつける、くさむすびⅡ
カロス地方リーグチャンピオン。
ひょんとした事でポケモン世界にやって来た元人間の女の子。
電気技が使えない、更に冒険中は技も使えないと言うチームのお荷物っぷりを発揮している。
しかし、物事を冷静に見る目を持っており、事件とそのポケモンの核心をいち早く気付く事が多い。
道具管理、パラダイス計画の監督、チーム管理、バトルでの指示と最近はリーダーらしい事をしてる。
ドSな性格をしており、その性格はバトルにも大いに影響を与えている。
だが、最近は涙腺がガバガバになっている。


○お嬢(ツタージャ) ♀ Lv.32 持ち物:パワーバンダナ
 HP:106 攻撃:52(55) 防御:50 特功:52 特防:50
 技:リーフブレード、つるのムチⅢ、エナジーボールⅡ、おいうちⅤ
ピカピが最初に出会ったポケモンであり、相棒。
冒険に役立てるポケモンパラダイスを立ち上げるのが夢。
どんなポケモンでも心を通わせる、優しい性格だが怒るとかなり怖い。
ピカピの自由っぷりに振り回されながらも、一方でピカピの事を最も信頼している。
ピカピに影響されたのか否か、最近Sの方向に向かって行っている。


○ノコッチ ♂ Lv.34 持ち物:みきりハチマキ
 HP:68 攻撃:35 防御:30 特功:36 特防:30
 技:すてみタックル、げんしのちから、ころがる、おいうちⅤ
トントン山で迷子になったところをピカピ達に救出されたポケモン。
臆病な性格で戦闘もそこまで強くないが、ピカピ曰く潜在能力を秘めている。
アイリスの一員になって、更に大氷河での冒険を経て、
精神的にも冒険家における探究心が徐々に強くなって行く。
ビリジオンに憧れを抱いている。


○エモンガ ♂ Lv.33 持ち物:パワーバンダナ
 HP:96 攻撃:60(63) 防御:51 特功:60 特防:51
 技:でんこうせっかⅥ、でんげきはⅡ、スパークⅣ、おいうちⅤ
トントン山でノコッチを探してるところ、ピカピ達に出会ったポケモンでノコッチの友達。
臆病なノコッチとは違い、気っ風の良い兄貴分でお調子者な性格。
ピカピのボケによく突っ込む。
ノコッチとビリジオンとの修羅場(?)があってか、ビリジオンとはそりが合わないが、たまにデレる。


○ビリジオン ♀ Lv.32 持ち物:パワーバンダナ
 HP:118 攻撃:59(62) 防御:56 特功:61 特防:63
 技:でんこうせっかⅥ、にどげりⅢ、エナジーボールⅡ、マジカルリーフⅢ
ベテラン冒険家でチーム『アイリス』の一員。
クールな性格をしており、多少冷酷な部分があるが根は優しい性格。
友達であったケルディオに一方的に別れられてから、周りのポケモンを信用しなかった。
しかし、チームに入って、更に大氷河での冒険を経て、もう一度信じる心を取り戻すようになった。


○ブラッキー ♂ Lv.33 持ち物:パワーバンダナ
 HP:88 攻撃:52(55) 防御:52 特功:51 特防:52
 技:でんこうせっかⅥ、おいうちⅤ、あやしいひかり、だましうちⅡ
ダンジョン研究家でチーム『アイリス』の一員。
エーフィと一緒にマグナゲートのエンターカードの研究をしている。
真面目な性格で、抜け目がない。だがエーフィの事になると目が往かなくなる。


○エーフィ ♀ Lv.33 持ち物:スペシャルリボン
 HP:78 攻撃:52 防御:52 特功:51(54) 特防:52
 技:でんこうせっかⅥ、ねんりきⅡ、スピードスター、サイケこうせんⅢ
ダンジョン研究家でチーム『アイリス』の一員。
ブラッキーと一緒にマグナゲートのエンターカードの研究をしている。
愛想の良いお姉さんだが、涙もろい。



■ チーム『アイリス』在籍メンバー

★はよく出撃するポケモン


○みずBBA(ヒヤップ) Lv.20
 HP:45 攻撃:27 防御:23 特功:29 特防:20
 技:ひっかく、みずあそび、したでなめる、にらみつける

★うましか(ゼブライカ) Lv.32
 HP:88 攻撃:66 防御:48 特功:65 特防:48
 技:でんこうせっかⅥ、おいうちⅤ、スパークⅣ、でんげきはⅡ
シキサイの森に出会ったポケモン。シママから進化した。

○コロちゃん(コロモリ) Lv.24
 HP:49 攻撃:32 防御:30 特功:32 特防:30
 技:ねんりきⅡ、ハートスタンプ、かぜおこし、エアカッター

○しんぞう(ココロモリ) Lv.31
 HP:74 攻撃:45 防御:43 特功:45 特防:43
 技:ねんりきⅡ、ハートスタンプ、サイコショック、エアカッター

★ぐりとぐら(モグリュー) Lv.32
 HP:74 攻撃:57 防御:46 特功:45 特防:44
 技:きりさく、みだれひっかき、メタルクロー、あなをほる
石の洞窟に出会ったポケモン。マジメでどのポケモンも敬語で接するポケモン。
ピカピを神のように祀っており、いつもピカピの事しか考えてないピカピ狂信者。

○しんきタブ(タブンネ) Lv30
 HP:80 攻撃:48 防御:44 特功:46 特防:44
 技:はたくⅡ、おうふくビンタⅡ、とっしんⅡ、ひみつのちから

★くるっくー(ハハコモリ) Lv.31
 HP:103 攻撃:59 防御:71 特功:62 特防:51
 技:たいあたりⅡ、きりさく、むしくい、はっぱカッターⅡ
カゲロウ岬に出会ったポケモン。クルミルから経てハハコモリに進化した。
宿場町のハハコモリとは別ポケモン。

★ふっしー(ペンドラー) Lv.32
 HP:90 攻撃:60 防御:57 特功:54 特防:44
 技:ベノムショック、むしくい、ポイズンテール、おいうちⅤ
ゆうわくの戻り道に出会ったポケモン。フシデから進化した。

○もんだい(モンメン) Lv31
 HP:70 攻撃:47 防御:41 特功:39 特防:26
 技:エナジーボールⅡ、くさむすびⅡ、はっぱカッターⅡ、ギガドレイン

○L(エルフーン) Lv23
 HP:58 攻撃:39 防御:25 特功:31 特防:18
 技:せいちょう、かぜおこし、メガドレインⅡ、やどりぎのタネ

★チェッ(チェリネ) Lv.32
 HP:94 攻撃:58 防御:37 特功:65 特防:38
 技:エナジーボールⅡ、こうごうせい、くさむすびⅡ、マジカルリーフⅢ

○メグ(ワルビル) Lv.29
 HP:101 攻撃:60 防御:44 特功:47 特防:43
 技:ダメおし、かみくだき、かみつく、すなじごく
ゆうわくの戻り道に出会ったポケモン。メグロコから進化した。

○でんと(デスマス) Lv.29
 HP:72 攻撃:39 防御:41 特功:51 特防:46
 技:エナジーボールⅡ、あやしいかぜ、おどろかす、たたりめ

○あっちゃん(アーケン) Lv.31
 HP:61 攻撃:71 防御:28 特功:64 特防:28
 技:りゅうのいぶき、げんしのちから、つばさでうつ、いわおとし

○のぞき(チラーミィ) Lv.31
 HP:70 攻撃:45 防御:45 特功:45 特防:51
 技:はたくⅡ、おうふくビンタⅡ、スイープビンタ、スピードスター

★ゴマすり(ゴチム) Lv.31
 HP:89 攻撃:51 防御:44 特功:60 特防:49
 技:サイコショック、ねんりきⅡ、サイケこうせんⅢ、おうふくビンタⅡ
石の洞窟に出会った無駄にノリの良いポケモン。
口の悪さはチーム一だが、ピカピ達と仲間には切実で陰ながらこのチームを大事に思っている。

○たまたまだ(タマゲタケ) Lv.32
 HP:72 攻撃:51 防御:38 特功:51 特防:29
 技:ギガドレイン、だましうちⅡ、おどろかす、メガドレインⅡ

○バチあたり(バチュル) Lv.32
 HP:55 攻撃:51 防御:41 特功:64 特防:44
 技:むしくい、きゅうけつ、エレキネット、きりさく

○ギガ(ギアル) Lv.32
 HP:66 攻撃:54 防御:58 特功:47 特防:52
 技:はさむ、チャージビーム、でんきショックⅡ、ギアソーサー

○ローソン(ヒトモシ) Lv.31
 HP:80 攻撃:45 防御:35 特功:54 特防:39
 技:おどろかす、たたりめ、はじけるほのお、ひのこ

○くまもん(クマシュン) Lv.28
 HP:53 攻撃:50 防御:40 特功:39 特防:40
 技:こなゆき、こごえるかぜ、しおみず、みだれひっかき

★こじゅうと(コジョフー) Lv34
 HP:73 攻撃:50 防御:43 特功:49 特防:47
 技:ドレインパンチ、はっけい、おうふくビンタⅡ、つばめがえし

○バーチャル(バルチャイ) Lv.31
 HP:71 攻撃:46 防御:44 特功:41 特防:45
 技:おしおき、だましうちⅡ、みだれづき、ついばむ

○うぃーっす(ウリムー) Lv30
 HP:79 攻撃:56 防御:33 特功:41 特防:30
 技:とっしんⅡ、こごえるかぜ、こなゆき、どろばくだん

○うはうは(ヌオー) Lv.30
 HP:98 攻撃:53 防御:48 特功:57 特防:48
 技:みずてっぽう、どろばくだん、たたきつける、マッドショット
カゲロウ岬に出会ったポケモン。ウパーから進化した。
GODヌオーとは別ポケモン。

○たつたあげ(タツベイ) Lv.29
 HP:66 攻撃:56 防御:30 特功:44 特防:28
 技:ひのこ、かみつく、ドラゴンクロー、ずつき

○たけし(グレッグル) Lv.33
 HP:98 攻撃:51 防御:34 特功:49 特防:36
 技:どろばくだん、だましうちⅡ、どくばりⅡ、おいうちⅤ





■ パラダイス状況

パラダイスランク:スーパー

○南エリア
ピカピお嬢の家

○中央エリア:爽やかな草原
・きのみダネ(グレードアップ1)
・ふしぎだまショップ(グレードアップ1)
・くじびきてん(グレードアップ1)
・くさどうじょう(グレードアップ1)

○南東エリア:涼しげな川辺
・すいみんのはたけ
・しばられのはたけ
・いやしのはたけ
・ふっかつのはたけ(グレードアップ1)

○東エリア:涼しげな川辺
・オレンのはたけ(グレードアップ1)

○南西エリア:豊かな森林
・そうこ★スッキリ(グレードアップ1)
・おたからサルベージ
・おたからサルベージ
・ツンベアーホッケー

○西エリア:豊かな森林


○北エリア:ごつごつした岩場
・ノーマルどうじょう
・でんきどうじょう
・エスパーどうじょう
・あくどうじょう

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2017/12/31 nitiha.netに移転
2017/09/13 新企画【チョコプレート】始動
2017/06/04 nitiha.netの移転作業開始
2015/12/28 ポケモンX日記1話始動
2015/07/31 ポケモンOR日記完結
2014/12/05 ポケモンOR日記始動
2014/06/07 マグナゲート日記始動
2014/05/31 ポケモンY日記完結
2014/01/22 現シーズンのマイクラ大道路始動
2013/10/17 ポケモンY日記始動
2013/03/03 サイパン写真公開
2012/06/24 ポケモンB2日記始動
2012/06/09 1期マイクラ大道路始動
2011/12/30 パワポタ2010ペナント日記始動
2011/01/02 ブログ名を現在の「黄色に(ry」に変更
2010/09/19 ポケモンB日記始動
2010/04/04 サイト「紺色世界」とブログ統一
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