主人公:ユウキ
・現在、縛り1つ
○今までのプレイ日記(HG、B、B2、Y)で登場した旅パのポケモンは使わない
対象の進化前または進化後も同様
チコリータ、マグマラシ、ゴローニャ、トゲキッス、デンリュウ、ラプラス
ジャローダ、ギガイアス、チラチーノ、ビクティニ、スワンナ、オノノクス、エンブオー、ダイケンキ、グレイシア
ゲッコウガ、ピカチュウ、バシャーモ、フシギバナ、ルカリオ、ニャオニクス、ニンフィア
・ネタバレが含まれてますので、未プレイの方は要注意
[1回]
あの時は無邪気だった
何もかも大変な事態の中、まだ心も子供だった僕はひたすらワクワクしていた
世界を救う使命、怪物を止める使命、皆を守る使命
とても大事な使命を任されていたのにも関わらず、僕はこれから出会う怪物・・・
いや、そのポケモンに会う事を楽しみにしていた
あの時は無邪気だった
僕自身ケガを負う危険があったのにも関わらず
僕の友達を傷つける危険があったのにも関わらず
そして、もしかしたら命を落とす危険があったのにも関わらず
僕は怪物と呼ばれたポケモンと友達になりたがっていた
20話:グ ラ ー ド ン 爆 誕
トクサネシティから124番水道を通り過ぎ、126番水道に到着した
126番水道には相変わらず大きな白い島があった
僕は早速ミズズのダイビングを使い、水中に潜った
おお、やはり何時見ても海底は綺麗だなぁ
というか海底に普通にトレーナー居るんだね
少し前に流行った海女ちゃんが潜っていたしね、じぇじぇじぇ!
そして、まるで前にも訪れた事があるかのような感じでスムーズに島の中にあるルネシティに到着した
いやぁ、ルネシティは相変わらず良い景色だなぁ・・・
探検したい気はかなりあるけど、まずは海底洞窟からだね
ルネシティのポケセンに寄った後、すぐにトクサネシティに戻り、今度は南側の127番水道に進んだ
127番水道を通り過ぎ128番水道に到着した僕は、ドーナッツ状の浅瀬付近で水中に潜った
すると目の前には大きい洞窟の入口があった
やっぱり海底洞窟はココにあったか
前探した時も、案外早く見つけたんだよね
ドーナッツ状の浅瀬とか不自然にも程があったしね
洞窟の中に入り、水中から浮上すると、目の前には
マグマ団に改造された『かいえん1号』があった
僕は砂浜に上陸し、奥の方に進んだ
洞窟内には
マグマ団下っ端が目線があったらバトルしようぜスタイルで立っていたので、片っ端から撃破した
そして水流の仕掛けを難なくクリアし、そしてあの時、悩みに悩んだ岩のパズルも呆気なくクリア出来た
うーん、ヒワマキジムと良いこの世界の仕掛けのゆとり化が激しくなってるなぁ・・・
[しかけの ゆとりって なんですかね・・・]岩のパズルの部屋から抜け出し、更に奥に進むと、そこには
マツブサと
アクア団リーダーのアオギリが居た
二人の正面には静かに眠っている
グラードンの姿があった
どうやらさっきまで二人共戦ってたらしいが、どうやら
マツブサに軍配が上がったようだ
アオギリ「ぐっ・・・」マツブサ「クフハっ! 無様なモノだな・・・アオギリよ」アオギリ「・・・・・・グ、ぐぬぅぅ・・・・・・マツブサ・・・ァァ・・・!」僕は二人の所に向かった
喧嘩をやめてー、二人をとめてー僕の為に争わないーでー[むしろ あらそわないでと おもってるのは たぶん グラードンの ほうだと おもうんだけど(正論)
というか ジャスなんとかさんが きそうな きがするから やめて あげて!]マツブサ「フフハッ!やはりな・・・ッ!」マツブサさん完全に性格が変わってますね・・・笑い方が完全に変人だ
よく居るよね、野望が達成寸前まで追い込むと性格が変貌してくる奴とか
長年の苦労がついに実ろうとしてるんだし、興奮するのも分かる気がするな
まぁ、その願いと苦労と達成感は僕が跡形も無く破壊しようとしてるんだけどね!
アオギリ「ガキンチョ・・・」マツブサ「このマツブサ、最早願いさえしてしまったよ 今この時、この場所に貴様がやって来る事を、な フフハフフ・・・かくして願いは叶った訳だ」僕が来る事を願っていたんですか(困惑)
それって野望を壊して欲しいと言ってる様なものでは・・・
マツブサ「愉快!実に愉快だ! 貴様には特別に紹介してやろう・・・ 我々マグマ団と共に人類を次なるステップへと進めてくれる頼もしいパートナー! 超古代ポケモン、グラードンッ!!! 見給えよ!灼熱の溶岩の海さえ物ともせず眠りにつく、この雄々しき姿をッ!!」アオギリ「・・・・・・・・・」いやぁ、カッコイイなぁ
グラードン・・・
こんなカッコイイ
グラードンさんをこんな人に利用されるなんて、あまりにも可哀想だ
早くゲットしたいから、
マツブサさん目覚めさせてください
目覚めた瞬間にアナタが大事にしていたマスターボールを投げるので
[すごく シュールな ことに なりそうだね、それ・・・ というか まずは めざめさせない ことを ゆうせん しようよ]おっと、そうだったね
それに、手元が狂ってあらぬ方向に投げて外したら笑えない事態になるしね・・・
マツブサ「この日が訪れるのをひたすらに待ちわびたよ 計測不能の永き時間を、な 人間とポケモンの共存などと言う馬鹿げた理想によって、進化の遅れた愚かな世界・・・ その全てを終わりへ誘い、新たなフィールドを創造する古の姿――― ゲンシグラードンのチカラを手に入れるこの日を! ・・・貴様は私がその日を迎える為の最後の壁・・・ このマツブサが治めし全てのチカラをもって、排除してやろう・・・! そう、メガシンカッ!! 貴様とポケモン達だけが使える訳では無いのだよ えんとつ山、送り火山とお預けを喰らわせ続けた詫びだ 我々の本気を持て成し、心して喰らうがよい・・・!」な、なんと!
マツブサ、メガシンカ使って来るのか!
これは僕も本気で挑まなきゃ駄目ですね
目には目を、歯には歯を、メガシンカにはメガシンカで挑まなくちゃね
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▼本日の
瞬殺 ユウキ VS
マツブサ(マグマ団リーダー)○
ママさん ♀ Lv55 VS
グラエナ ♂ Lv41・1ターン目
ママさん ムーンフォース でグラエナを一発撃破○
ママさん ♀ Lv56 VS
マダドガス ♂ Lv41・1ターン目
ママさん サイコキネシス でマダドガスを一発撃破○
ブーケ(プラスル)♀ Lv57 VS
クロバット ♂ Lv41・1ターン目
ブーケ ほうでん でクロバットを一発撃破○
ミズズ(メガラグラージ)♂ Lv58 VS
メガバクーダ ♂ Lv43・1ターン目
ミズズ じしん でメガバクーダを一発撃破━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
呆 気 な く 終 了ボスのくせに子供相手に呆気なく負けるほどに弱いとか、よくもまぁ人前で発展とか人類とか言えますね・・・
ほら、えんとつ山同様、驚いた拍子に外れた眼鏡を慌てて直そうとしてますよ
キミもよく見るといいよ
これが情けない大人の例の一つだよ
[な、なるほど・・・]マツブサ「ぜぇッ・・・・・・ぜぇッ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・クッ・・・くふっ・・・クククっ、くふふっ・・・ クフハハハハハッ!!!」笑い方がおかしなことになってますよ
マツブサさん気を確かに持ってください
マツブサ「・・・見事だ、見事だよ、若きトレーナー・・・ いや!あえてこう呼ぼう、若きヒーローよ! あくまで人間とポケモンが共存する世界を良しとし、私の理想を・・・ 世界の終わりの始まりを阻止せんともがく貴様は紛れもないヒーローよ! だがッ!私とて曲げられぬ!この理想を! 世界を次に進めるこの理想を決して! 紅色の珠のチカラでグラードンをゲンシカイキさせ、そうして世界に終わりの始まりをもたらすのだ!」往生際の悪い人だなぁ・・・
負けたんだから素直に諦めておくれよ
その時、後ろから聞き慣れた声が聞こえた
??「待たれよ!リーダーマツブサ!」現れたのは
のしかかりで襲われるとめっちゃ痛そうなデブな体型をしている、ミスター・マクノシタというよりミスター・カビゴンことホムホムことホムラさんだった
久しぶりですね、そして相変わらずデブの様態を気にせず晒してますね・・・
[そういう あおりも ずいぶんと ひさしぶりだね いつまで あおる つもり なんだい・・・]マツブサ「ぬう!?ホムラ!?」ホムラ「おやめ・・・ください!マツブサよッ!!」・・・え?
[・・・え?]ホムラ「貴方は解っていないッ! 目覚めしグラードンがもたらすのは・・・その後に始まりなど訪れない世界の終局である事を・・・!」マツブサ「・・・フン、知らぬとでも思ったか 貴様が私のクビを狙っていた事を・・・ 悲しいものだよ・・・ナンバー2に裏切られると言うのは・・・」え!?あの
デブがリーザーの座を狙っていた・・・だと・・・?
[ついに たんじゅんに デブって よびやがった!]マツブサ「・・・最後に頼れるのは貴様だけだ!グラードンよ! いざ、紅色の珠に秘められし全てのチカラを取り込み、原始の姿へ回帰せよッ!! 超古代に失われた大いなる進化の可能性をッ!! 現世に蘇らせるのだッ!!!」その時、地響きが鳴った
アオギリ「・・・ぐ・・・うぅぅ・・・」マツブサは
紅色の珠を掲げた
掲げた
紅色の珠は紅く光り輝いていた
紅色の珠に反応するかのように、
グラードンの身体に変化が訪れる
岩のような殻を徐々に破り、そして四散
雄叫びを上げながら、
グラードンは目を覚ました
僕はとっさにマスターボールを出そうとした
しかし、その間に
グラードンは周りを見て、そして天井を見上げた
まさか、天井を突き破ってそのまま外に出るつもりなのか?
そして
グラードンは一気に上に這い上がった
その衝撃で、マグマが辺りを飛び散る
紅き陸の王者が蒼い海の中から姿を現した
紅き陸の王者が数千年の時を経て、再び地上に姿を現した
世界の終末を告げる灼熱の太陽の出現と共に
その姿を目の当たりにした、怪物を目覚めさせた者は目を見開き―――
「ひゃははははは! ついに・・・ついにッ! やったぞおおおおッ!!! 我々人類に新たなる進化のフィールドが開かれるのだああああッ!!!」まるで子供の様に、歓喜の表情を表した
・・・何もかも全てが終わるのを知らずに・・・【21話:ホウエン地方のヒーロー に続く】*マグマ団・グラードン関係の物語はまだまだ続くので、現在のメンバーの現状と捕まえたポケモンと感想は22話にてまとめて書きますPR