主人公:ピカピ(ピカチュウ)相棒:ツタージャ♀・この日誌はひたすらギャグ要素に突っ走ってますので、ネタだらけのポケダン日誌は嫌だと思う方は閲覧しない事を勧めます
当然ですがネタバレも含まれますので、未プレイの方は要注意
・現在の縛りは以下の通り
○冒険中(ボス戦,単独行動以外)は主人公は戦闘しない事 全て仲間に任せる
○電気技禁止
(2017年4月23日:加筆、修正)
[2回]
2話:私、頑張らない
ツタージャに(強制的に押されつつ)付いてきた先は
【でこぼこ山】というところだ。
ツタージャに(強制的に)付いて来たのはいいが、この先にある石畳の橋が壊れていた。
ツタージャ「橋が壊れてる・・・」ピカピ「あらら、これじゃ先に行けないですな」ツタージャ「うーん・・・どうしよう・・・」私と
ツタージャは周りを見渡して見た。
すると私の丁度真後ろ辺りに洞窟を発見した。
ツタージャ「どうやら、あそこに入ってみるしかなさそうね。行こ、ピカピ」ピカピ「いいけど、私付いていくだけだからね?」ツタージャ「うん、いいよ。本当、一人で行くよりは何倍も有難いよ!」そんな訳で
ツタージャと私はこの洞窟の中に入ることにした。
今思えば、これが私と彼女との初のダンジョン攻略だったのかもしれない・・・。
洞窟の中に入った私達は早速、ポケモンに出くわした。
こいつは確かゴチムだったわね。
しかし、このゴチムは何故か寝ていた。
ピカピ「あら、ゴチムが寝てるわね。こんなところで寝てたら風邪ひくわよ」ツタージャ「おお、それならラッキーだね。 あまり起こしちゃうと怒って襲い掛かるかもしれないし、ココは避けて通ろうよ」ピカピ「ああゴメン。うっかり起こしちゃった」ツタージャ「え゛っ!?」私達の目の前には今にも襲い掛かりそうなゴチムの姿が。
ってか起こしただけでそこまで怒らんでも良いのに・・・。
ツタージャ「ピカピ!何やってるの!早く攻撃しないとやられちゃうよ!!」そう言って間に
ツタージャはつるのムチを繰り出していた。
ピカピ「そうは言ってもねぇ?私、戦い方とか全く分からないんですわ」ツタージャ「えっ?えええ!?」ゴチム「・・・あたしの貴重な睡眠を妨害した。 その大罪、受け止めなさい・・・」ツタージャは私の言葉に驚き、思わずこちらを振り向いた。
その後ろでゴチムはなんか不吉な事を言いながら
ツタージャに向けて攻撃を繰り出した。
ツタージャ「うぐぅ!」ピカピ「ほら、戦闘中によそ見しないの。 次、また同じ攻撃を仕掛けてくると思うけど、
相手の攻撃の速さはそれ程じゃないから、焦らずにきっちりと仕留めてね」ツタージャ「むぅ・・・このッ!」ツタージャは
おいうちを繰り出した。っておいうち使えるのか君は。
ゴチム「ぐぐ・・・ッ。お前達の罪は止まらない・・・加速、す・・・る・・・」ゴチムは
どこぞのグレイズの操縦者の言葉を発しながら倒れていった。
なんでこんな初盤から、こんな執念を残すような奴が出てくるのよ・・・。
ツタージャ「ふ、ふぅ・・・何とか倒せたよ・・・」ピカピ「おめでとう、いい攻撃だったわ」ツタージャ「あ、有難う・・・って!戦い方が分からないってどういう事なの!?」ピカピ「そりゃ元人間だから、どんな戦い方で挑むべきか分からないのよ。 勿論、どんな風に技を繰り出すのかも分からないわ」ツタージャ「そ、そうなんだ・・・」しかし、ようやくこの身体を手にしたんだから、
ピカチュウの代名詞でもある10万ボルトとか使ってみたい気もあるんだけどね。
けど残念な事に電気技をどうやって繰り出すのか、全然分からないんだよね。
とりあえず頬に全神経を集めてみたけど特に変化なし。
何かしらの方法が分かれば、苦労もしないんだけどねぇ・・・。
とりあえずこのフロアを彷徨っていた私達だが、今度は就眠中のチラーミィに遭遇した。
しかしこの先に行くにはどうしてもチラーミィを素通りしなければならない。
先程のゴチムと同様、チラーミィの側を素通りすると起きて襲い掛かってしまうそうだ。
ツタージャ「ココはしょうがない。チラーミィと戦うしかないね・・・」そんな訳でラウンド2開始である。
ツタージャは早速おいうちでチラーミィに攻撃した。
チラーミィも負けずとはたくで応戦した。
ツタージャ「うう・・・痛いよ・・・」もしかして、このチラーミィの特性は「テクニシャン」かしら?だとしたら少し厄介わね。
私は痛がっている
ツタージャに近づいた。
ピカピ「ちょっと、かなり痛そうだけど大丈夫なの?」ツタージャ「うん、とりあえず大丈夫だよ・・・ってピカピ危ない!」ピカピ「・・・え?ガハッッ!!?」ツタージャが叫んだ途端、急に視界が揺らいだ。
どうやら先程のチラーミィのはたく攻撃が私にも繰り出されたようだ。
私は痛みのあまり、思わず跪いた。
ピカピ「いてて・・・」まさか、はたく程度の攻撃がココまでの痛さとは。
普段バトルしている私のポケモン達もこんな痛みに耐えながら戦うのを想像すると結構泣けてくるね。
つか、はたくでこのレベルなら、破壊光線とかどうなっちゃうんですかね・・・(戦慄)
だがそれでも痛みが段々引いていくのはポケモンの性能であるからだろうか。
ツタージャ「ピカピ!!」ピカピ「私は大丈夫よ!それよりも今がチャンスよ!相手が私に気が向いてる内に攻撃!早く!!」ツタージャ「う、うん!おいうち!!」ツタージャの繰り出した攻撃を受けたチラーミィは力無く倒れた。
こんなのがこの先も続くと思うとしんどいわね。
この後、野生のチラーミィとのバトルがあったが、こちらも全て
ツタージャが仕留めてくれた。
そしてフロアの奥に進むと階段があり、その階段を上がると【真ん中の丘】にたどり着いた。
この先は行き止まりだが、いかにもこれを倒せば橋が出来ますよ的な木が立っていた。
ピカピ「これはアレだね、この木を倒して橋を作ろうという事だね。 それじゃツタージャ、宜しく~♪」ツタージャ「ピ、ピカピ・・・。本当に付いていくだけなんだね・・・。 まぁ、付いていくだけでも有難いんだけどさ・・・」ツタージャは文句を言いつつ、体当りで木を倒して先に行く為の橋を繋げた。
そして私達は突貫で出来たてほやほやの橋を渡り、先にある洞窟に入った。
ツタージャ「うわ!またチラーミィだ!」洞窟の中に入って早々、またポケモンに目を付けられるとはついてないな。
あ、あんなところに木の実が落ちてる。拾わなくちゃ(使命感)ツタージャ「えい!体当り!!・・・ってちょっと!ピカピ!何やってるの!!」ツタージャは私の行動に突っ込んだが、その隙にチラーミィははたく攻撃を繰り出した。
ツタージャ「痛いッ!ってかピカピ!助けて!!」ピカピ「なんて事だ!ツタージャが大変な目にあってるが、
落ちてる木の実が気になっててそれどころじゃない!」ツタージャ「ぴかぴいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」某お菓子球団の豚捕手と某大正義球団の人気者内野手と某ホモ球団の壇ノ浦内野手が繰り出す茶番を無意識にやりながらも、
ツタージャはつるのむちを繰り出し、チラーミィを倒した。
その間、私はもう一つ落ちていた木の実を拾い上げた。
ピカピ「お、もう終わったんだね。お疲れ様」ツタージャ「うう・・・付いて来てくれるのは良いけど、出来れば少しは手伝っても良いと思うんだけどな・・・」ピカピ「と言ってもねぇ・・・。あ、木の実欲しい?これオレンの実だよね?」ツタージャ「あ、有難う・・・でもまだ大丈夫かな?」洞窟の出口に来て、ようやく壊れた橋の先に進んだ。
てかよく考えたらコレ、頑張ればツタージャ一匹でも行けそうな気がするんですが、
それは大丈夫なんですかね・・・。
険しい山を何とかきり抜けた私と
ツタージャ。
その後、暫く急ぎ足で駆けると十字路に分かれている道に辿り着いた。
ツタージャ「はぁはぁ・・・。やった!やっと来れた!やっと抜けたよ!ピカピのお陰よ!本当に有難う!」ピカピ「どう致しまして。ところで目的の場所ってココなの?」ツタージャ「ううん。手紙によると、目的の場所は確かこの右側の道の先にあるんだ。 さぁ、早く行かなくちゃ!」手紙?何のことかしら?
そんな疑問を思いつつ、私は
ツタージャの後を追ったのであった。
【3話:楽園(意味深) に続く】PR